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リンロン88

リンロン88

2011.06.12
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それと同様に、例えば、喫煙の害や、食べ物や飲み物の害を説明するときに、よく出てくるのが「統計データによる研究結果」だ。

たとえば、普段の運動量で、「週に3回以上運動する」「週に一、二回運動する」「月に三回以下しか運動しない」という三つのグループにわけて追跡調査をしたところ、初めの運動するグループと最後の運動しないグループでは、乳がんの発生率において統計上有意な差(つまり偶然ではありえない差)が見られたという。

この結果を元に「運動する人は、乳がんになりにくい」という結論がだせるか?ということ。

データで統計的に有意な差が出たのだから、やはりそうなのだろう、と大方の人は思う。

しかし、本当にそうか?

別な例で、例えば、「ピアノがうまく弾ける生徒」「ピアノを少し弾ける生徒」「ピアノは全然弾けない生徒」という三つのグループで、成績の調査を行ったとする。

すると、ピアノをよく弾ける生徒のグループは、ピアノを全然弾けない生徒のグループに対して、統計上有意な差が認められる、という。つまり、前者の方が平均的に成績がいいのだ。



これらの二つの例に共通するのは、「生活習慣」あるいは「生活の仕方」という観点、あるいは「意思の強さ」や「意識の持ち方」という観点が欠けているという点だ。

たとえば、運動を定期的にする人、というのは健康意識が強いだろう。たぶん、それは運動だけに限らず、生活全般に及び、食べ物についても健康意識が他のグループより強い、ということは十分に考えられる。

ピアノを習う子供の生活と、ピアノを習ったことがない子供の生活を見てみたら、「平均的に」言えば、ピアノを習う子供の生活の方が規則正しいか、親が教育熱心だ、と言えはしないだろうか?つまり「意識の持ち方」が違う、ということはないだろうか?

言いたいのはこういうことだ。

統計的に有意な差があった、と言っても、その統計データをまとめる上でのくくり方の違い、上の例で言えば「運動の頻度」や「ピアノのレベル」というものが、他の要因と独立したものではありえない、ということだ。

もし、運動量の有無で乳がんの発生率が違う、と言えるためには、本当は「運動量」以外の要素、食べ物、飲み物は言うの及ばず睡眠時間、ストレス度、喫煙習慣、などなど、癌に影響すると思われる他の因子が全て同じでなければならない。

もし、それらの因子が異なるなら、もしかしたら「運動量」異常に、乳がんの発生率に影響してやはり「統計上有意な差」が出る「因子」があるかもしれないし、もしかしたら、その「因子」と「運動量」は密接な関係があるのかもしれない。

結論。こういった統計上のデータから来るxxへの効能、とか影響、というのは、単にその一面でしかなく、必ずしも、それが主因と断定するわけにはいかない、ということだろう。







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Last updated  2011.06.12 07:21:00
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ミネルヴァ@ Re:アメリカに長く居すぎた、と思うとき(01/15) 明後日アメリカに向かいます。 参考になり…
リンロン88 @ Re[1]:「いただきます」と「ごちそうさま」(03/29) プチプチ大家さん >リンロンさん、もう楽…
プチプチ大家@ Re:「いただきます」と「ごちそうさま」(03/29) リンロンさん、もう楽天ブログは止められ…
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