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リンロン88

リンロン88

2011.08.09
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テーマ: 海外生活(7808)

  円高が円売り介入で小康状態になったが、先の日記で書いたように大きな流れは今のところ代わる様子がない。

各企業は、特に輸出関連企業は円高のデメリットを、メリットで相殺する方向ですでに大きく動き始めているはず。

事業計画などの公式レートは80円前後に設定する企業が増えているらしいが、公式レートが80円前後だったら、社内の目標は必ずその上を設定しているだろう。

公式レートが80円ぐらいに設定している会社の中で、じゃあ、と言って計画や行動基準を80円に設定したらおそらくバカ呼ばわりされるのが日本の企業。

多分、社内的には、75円ぐらいになってもその円高を相殺するだけの円高メリットが出せる体制の構築に向かっているはずだから、内部計画はその辺りを目標に積み上げられるのではないだろうか。

でも、これだけの急激な円高、すでに90円ぐらいの設定だった頃に85円を内部目標としていた所でも大幅にその目標を超えた円高が進んでいるのだから、その打つ手打つ手は後手に回っているはず。

その上に、今回の流れを受けて、さらに10円ぐらいの円高に耐えうる体制をつくれ、という号令がかかるのだから、これはほとんど無茶に近い。

その無茶に近い目標でも、設定し、それを追いかけなくては企業として成り立たない、と分かっているから、誰も文句は言えない。文句は言えないが、心の中では、ほとんどギブアップ寸前の状態の人も多いだろうし、その中心は現場の一線に立つ「中間管理職」であろう。



そのひずみは、購買部門だけではなく、全部門に及ぶだろうから、ひとごとで済ませられる部門はない。

 過去に何度も円高を乗り越えてきた日本企業ではあっても、それぞれの時に、取り巻く環境や状況、特に海外市場の状況には大きな違いがあったが、今回は、海外も含めての世界同時経済不安だ。 

その意味で、条件は今まで以上に厳しい。

確かに先進国が軒並み低迷する中では新興国に活路を見出すしかない、という大筋のシナリオはわかるが、世界中の企業が同じことを考えていることも忘れてはならない。

巨大消費地での激戦は、完全な消耗戦となることもままある。

この消耗戦に、日本企業はあまり強くない。

輸出産業の今後、ひいては日本の経済の今後は、かなり思い切ったところまで踏み込まないと好転しないかもしれない。

その「思い切ったところ」というものに、日本人としてはなかなか受け入れがたいことも多々あるだろう。

これは、そういった意味では、東日本大震災と同様、いやそれも含めて、国としての大きな試練の時を迎えている、ということなのだろう。

人間で言えば、試練は人を成長させる。

国にとっても基本は同じだが、人の試練が、その人だけの試練であるのに対し、国の試練は、国民にとっての試練だ。



その中で、試練をどう成長の方向に持ってゆくのか。

その意味では、日本国民にとっての試練、ということになる。







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Last updated  2011.08.09 10:40:29
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ミネルヴァ@ Re:アメリカに長く居すぎた、と思うとき(01/15) 明後日アメリカに向かいます。 参考になり…
リンロン88 @ Re[1]:「いただきます」と「ごちそうさま」(03/29) プチプチ大家さん >リンロンさん、もう楽…
プチプチ大家@ Re:「いただきます」と「ごちそうさま」(03/29) リンロンさん、もう楽天ブログは止められ…
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