如安

如安

2014年05月20日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

演奏者とのメールが不通だという。何かあったのか心配していた。

親御さんが癌のために危ないと言う。
本当に小さなコンサートだが大切にしていると人伝えに聞いた。
まだこんな考えを持っている若い演奏家がいることを誇りにできる。

僕が中学生のころ、つまり半世紀前に母親から言われた言葉を思い出す。
“音楽家と言ってもつまりは芸人。芸人になると言うことは「親の死に目」と「畳の上で死ねない」と言うこと。その覚悟がなければ止めなさい”
“芸事は人様の余りで生きると言うこと”と普段やさしい母に厳しく言われた。

親が生死の境にいる中、演奏の準備をし演奏にいどむ態度は本当に厳しいものがある。
まぁ、どの分野も人間はこうして成長をするのだろうが、この経験は誰もが一度は経験する試練。

いつも明るく破天荒な彼女の心に平安がありますように
2週間後に会うときどう言葉をかけることになるか





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014年05月20日 19時26分37秒
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:5月20日(05/20)  
お母様は厳しい愛の人だったのですね。
私も香港伝道に行くとき、母の葬儀には
帰らない覚悟で行き、その通りになりました。
芸術家と伝道者は、似ているところがあるかも
しれない。 (2014年05月20日 19時37分10秒)

Re[1]:5月20日(05/20)  
アバ7988  さん
象さん123さん
母親とはこの幸せを第一に考えることでしょう。何も塵のような存在を子にさせたくないでしょう。

伝道師とは比べようがありませんが、それでも芸者は芸ごとで人様にいっときの心の平安を与えることが出来るのではと、傲慢ながらそう思ってます。その願いだけが芸者の誇りであり芸者の存在だと思っております。
個人的に我が両親の死に目と介護はできました。
親の死に目に会えず人様のために生きる伝道師の皆様には只々頭をさげるのみです。

>お母様は厳しい愛の人だったのですね。
>私も香港伝道に行くとき、母の葬儀には
>帰らない覚悟で行き、その通りになりました。
>芸術家と伝道者は、似ているところがあるかも
>しれない。
-----
(2014年05月20日 20時28分28秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Favorite Blog

方向音痴の彷徨癖 New! BETHESDAさん

韓国という国 New! やまひで0207さん

原爆ドームが世界遺… New! ありんこbatanさん

発達障害を映画で描… New! elsa.さん

ヒロコのつぶやき・… Hirokochanさん

Archives

2024年12月
2024年11月
2024年10月

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: