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Nov 27, 2010
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カテゴリ: 観劇

吉例顔見世大歌舞伎

早々に2日に夜の部、19日に昼の部を見て参りました。
「顔見世」なのに大幹部が芝翫、富十郎、菊五郎、幸四郎のみ、
しかもがっぷり組むのは昼の部の菊五郎と幸四郎だけというちょっと寂しい座組で
正直あまり期待していなかったのですが、結構楽しめました。

見た順番に、まずは夜の部の感想から。

まず、幸四郎で『ひらかな盛衰記』から『逆櫓』。
義経の木曽義仲討伐を背景とした物語で、『逆櫓』は義仲の遺児駒若丸を守りながら

幸四郎の船頭松右衛門実は樋口次郎、本当に錦絵のような立派な顔と姿。
存在感と華と迫力は大したもの。見た目だけだったら惚れ惚れします。
声と台詞回しの癖は相変わらずちょっと気になるけど、
全体的には、幸四郎の役の中では好きなほうかも知れない。
義父権四郎は段四郎、初日が開いて二日目に見てしまったので
台詞がちょっと怪しくてテンポが狂ってしまうところがあったけれど
幸四郎に負けていない存在感で全体を引き締めてくれていました。
お筆の魁春もキリっとしていて素敵。
お筆と言う人は、『逆櫓』だけ見ると取り違えた人の子を死なせておいて
それは運命だと諦めてこちらの若君を返してくれ、と
とんでもないことを言って来る人でなしのように見えかねない役なのですが

辛い心情を良くあらわしていたと思います。
余談ですが、『逆櫓』の前段、木曽義仲の未亡人山吹御前とお筆たち一行と権四郎一行が
宿で出会い、そこを追手に襲われて子供が取り違えられる場面を文楽で見たことがあるのですが
お筆は山吹御前と年老いた自分の父親を助けながら凛々しく応戦し、素敵な女戦士でした。
結局お筆一人が生き残り、主君山吹御前の亡骸を運ぼうとするのですが女の力では叶わず、

泣きながら引きずって歩く姿が何ともいえず悲しく美しかったのを良く覚えています。
(これは人形じゃないとできないですよねぇ)
確かこの場面の絵が国立劇場のロビーのどこかに飾ってあったはず。
最後に登場する捌き役畠山重忠に富十郎、相変わらず素晴らしい声で捌き役にピッタリ。
ただ、足取りがややおぼつかなく辛そうで、結局月の後半には休演してしまったそうです。
何とかトミーが見られたのは良かったけれど、心配です・・・
さて、この場面のタイトルにもなっている『逆櫓』
船の前後両方に櫓を設けて前後両方に進ませるという技法で
樋口はこれを使った計略により義経を討とうと考えているのですが
肝心の逆櫓の稽古の場面が無かったんです。
この稽古は沖の船の上ですから遠見の子役を使うことが多いのですけれど
『熊谷陣屋』の前段『組討』の遠見と違って台詞があるので
子供の声だとちょっと違和感あるんですよね。
前回幸四郎で『逆櫓』を見たときも稽古の場面が無かったので
幸四郎は遠見を使うのが嫌なのかなと思っていたのですけれど
この前吉右衛門が演じたときは大人がしっかり稽古の場面を演じていて、
それがなかなか良かったので、幸四郎もやれば良かったのに。
うーん、でも弟の真似はしたくなかったのかな・・・?
幸四郎が「やっしっし~」って言うの聞きたかったのに(笑)

続いては、芝翫が若者を引き連れて踊る『梅の栄』。
孫の宜生クンとの共演、とっても嬉しそうで微笑ましいです。
種太郎、種之助、米吉、尾上右近の瑞々しい若衆姿も眼福。
右近の踊りが一際目を惹きます。

そして、菊五郎劇団で『都鳥廓白浪』。
以前見たときは忍ぶの惣太は團十郎、傾城花子実は松若丸が菊五郎だったのですが
今回は惣太は菊五郎、花子が菊之助。
5月と来月12月の玉手御前と言いこの花子と言い
菊五郎の役柄を確実に菊之助が継いで行っているように思います。
菊之助の傾城花子、菊五郎のような圧倒されるような色気はまだまだありませんが
とにかく綺麗で可愛い。
そして、松若丸に戻ったときの凛とした若様ぶりは本当に水も滴るよう。
女形の声も立役の声もすごく良いから男女の変わり目も鮮やかで、たまりません。
菊五郎の忍ぶの惣太は色気ムンムン(笑)
ああいう色気は團十郎には無かったなぁ・・・
泣かせてくれる女房お梶の時蔵を始めいつもの菊五郎劇団の面々で
息の合ったテンポの良い芝居を見せてくれる中、
珍しい顔合わせの歌六がまた良い味を出していて、さらに面白くなった気がします。
しかし、黙阿弥の芝居のお約束みたいなものなんですけれど、
惣太が梅若と出会ったときに互いの素性がわかっていたら悲劇は起きなかったのにね。
梅若が訪ねて行こうとしていたのは惣太の家だし、
惣太がお金を欲しがっていたのは主にあたる梅若達のためだったんだし。
そして、生き別れの兄弟やら親子やらが思いがけず出合ってしまうのもお約束。
どんだけ世間が狭いんだ、と。
幕切れの「おまんまの立ち廻り」、相変わらず面白い。
私が見たのはまだ二日目だったので
日を重ねるにつれてどういう風に変化して行ったのか見てみたかった気もします。



さて、続きまして昼の部。
『天衣紛上野初花』の通しです。
「河内山」と「直侍」それぞれは何度も見たことがありますが、通しは初めて。
だからとっても楽しみにしていたのですが、劇場に向かう途中 アクシデント が(怒)
結局40分ほど遅刻してしまったのですが、二幕目の三千歳部屋の場の後半から見られたし、
終演後に入れ替わりで夜の部を観劇するおかんむりさんにお会いして
あらすじを教えてもらえたので、何とかフォローすることができました。
しかし、誰かと待ち合わせとか、チケットを私が持ってるとかじゃなくて
一人で観劇する日で本当に良かった・・・

菊五郎と幸四郎の顔合わせって、ちょっと珍しいんじゃないかな?
二人が同じ舞台にいると華やかですね~
そして、息が合っているんだか合ってないんだか良くわからない台詞の応酬が楽しく
このコンビ、なかなか面白いかも。
幸四郎の河内山は実はちょっと苦手なのですが、
今回は通しでいろいろな場面が見られるため親近感がわいたのか、いつもより好感度高し。
菊五郎の片岡直次郎はハマリ役の一つですから安心して見ていられるし、
時蔵の三千歳も文句なく美しくて本当に素敵。
三千歳は、根岸の寮での恋煩い姿しか見たことが無かったのだけれど、
全盛を誇る遊女としての華やかで気の強い姿も見られて新鮮でした。
そして、ここにも出た、生き別れの兄妹!(笑)
段四郎の金子市之丞、なかなか魅力的でしたね。中日過ぎだったので台詞も大丈夫だったし。
そして、絶品だったのは松江侯の錦之助。癇癪持ちのお殿様を好演。
私が見た松江侯の中では、梅玉に匹敵するかも。
忘れてならないのは按摩丈賀の田之助!久しぶりに会えて嬉しかった~♪
通し上演だとややまどろっこしい場面も出てきたりしますが、ストーリーがスッキリわかるし、
上州屋の娘を救い出した河内山のその後、ずっと気になってた逃げた直次郎のその後もわかり
見応えがありました。
ラストの取り手に囲まれながら悠々と酒を酌み交わす河内山と直侍、
幸四郎と菊五郎のキャラクターにもピッタリ合ってる感じで大好きなシーンです。









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Last updated  Dec 2, 2010 04:45:54 PM コメント(2) | コメントを書く


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