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2007.11.06
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カテゴリ: Premier League
成績不振を理由にヨルを解任したトットナム。
後任にはセビージャで指揮を執っていたファンデ・ラモスを引き抜いた。選手層で言えばプレミアでも上位に入る陣容を誇るだけに、何かのきっかけで歯車が噛み合えばトントン拍子に事が運ぶ可能性もある。さてラモスはそのきっかけをどのようにして掴むのだろうか、演出するのだろうか。

結論から言えば、1月まではそれほど変わりはないように思う。
ただ勘違いしてはいけないのは、先にも述べたようにトットナムの選手個々の能力は非情に高い。つまりは個人の力で結果を残せる試合も少なからずある。そして守備の柱であるキングの長期離脱も痛いところだ。キングの離脱によりトットナムの守備は若く、時に不安定である。それが中盤にも影響し、守備に労力を費やすことで攻撃への推進力を減退させている一因にもなっている。これらを考えると、キングが戻れば現有戦力だけで多少は成績も向上する。だがここまでの成績が成績だけに、これだけで「ラモスがトットナムを蘇生させた」とは思えない。監督それぞれの個性がチームに浸透し、脅威の成績を残して初めて、ラモスによる改革が成功したとみなさなければならない。

ここ最近、イングランドではトットナムがセビージャのロシア代表FWケルジャコフを狙っているという噂が広まっている。ケルジャコフの代理人も「ケルジャコフはイングランドでプレーしたがっている」と話し、カヌーテの控えに甘んじている現状に満足していない思いを述べている。また同じセビージャのMFポウルセンにもイングランドの2クラブからオファーが届いているらしい。その2クラブの名前は明かされなかったが、噂ではそのうちの1つがトットナムではないかと言われている。

クラブが監督を招聘する場合、その仕方は大きく2つに分けられる。
中小クラブに多いのは、数年後を見据えたチーム作りを任せられる若手育成に長けた監督を招聘する場合。もう1つはビッグクラブに多い、すぐに結果を求められる即効型の監督を招聘する場合だ。

トットナムの場合、ここ10年で10人目の監督という我慢の無さは置いといて、今回で言えば後者の結果をもたらす監督としてラモスを招聘した。だが特にシーズン途中ということもあり、結果を求めるにあたっての対応策は数えるほどしかない。監督が選手の力量を知らなければ、選手も監督の戦術や方針を知らない(肌で感じていない)。ではどのようにチームを立て直すかと言えば、1月に再開される移籍市場で動くしかないのである。モウリーニョがチェルシーの監督に就任したとき、手っ取り早くチームに自分の戦術を伝えるためにしたことが、フェレイラやカルバーリョといった自分をよく知る元教え子を連れてくることだった。そうすることで自分の戦術をピッチ内に誤解なくスムースにチームに反映させたのである。

仮にケルジャコフやポウルセンの噂が事実であったとしても、セビージャからすると監督だけでなく選手までも引き抜かれることに嫌悪感を抱くだろうから、かなりの抵抗にあうことが予想されるし、Dアウベスの件を見てもマネーゲームに持ち込む可能性もある。そしてトットナムにそれだけの忍耐力と経済力があったところでFW、MFとも人材は豊富である。2人を獲るためには、放出というある種のリスクも背負わなければならない。そして放出が可能な時期も1月まで待たなければならない。





ほな、また。





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Last updated  2007.11.07 02:34:38
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