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2007.11.24
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カテゴリ: National Team
マクラーレンが解任され、後任候補の選定に着手しなければならないイングランド。
早くも世間ではメディアを通じ、数人の名前が噂として候補に挙がっている。

国民を含めて一番望まれているのは、元チェルシーのモウリーニョ。
現在フリーという身は、交渉の上で障害が少ない分アプローチをかけるには問題のないところ。だがモウリーニョ自身が代表監督というポジションにあまり乗り気ではないことが大きな阻害条件になっている。

そういう意味ではアーセナルのベンゲルもモウリーニョと同じである。
彼らに共通するのは、代表監督はその国の人物が努めるべきという持論があること。そしてクラブのように毎日練習場に姿を現し、選手のコンディションを自分の監視下に置いておきたいタイプであること。別の言い方をすれば、常に芝の上に立っていたい、サッカーを愛してやまないタイプ。代表はクラブと違い、常に選手を管理することは出来ない。ごくわずかな一定期間しか関与することが出来ず、ましてや自分の戦術をチームに浸透させることなど不可能に近い。自身の戦術に自信を持っている彼らに、そのような厳しい条件の下で監督を努める行為が信念に沿うはずもなく、監督就任の可能性はほぼないだろう。

では彼らの推す「その国の人物」、イングランド人で噂になっているのは誰か。
まずはボルトンのアラダイス。彼はエリクソン退任時には積極的に監督就任をアピールし、中堅以下だったボルトンをUEFAカップ圏内まで引き上げた実績を持っている。だが今回はニューカッスルとの契約を理由に就任を拒否している。前回もボルトンとの契約があったにも関わらずアピールしていたのだから、今回の拒否の理由は契約ではないだろう。そしておそらく以前よりも増した周囲からのプレッシャーが本当の理由ではないだろうか。

厳密なイングランド人ではないが、アストンビラのオニールも噂の1人だ。


このように辞退を申し出る監督が続く中、今のところ1人だけ前向きに考えている人物がいる。カッペロである。
ミラン、ユベントス、ローマなどで数々のタイトルを獲得し、崩壊したレアルを1年でチャンピオンまで押し上げた実力は申し分ない。そして立場的に現在フリーであることもポジティブな要素ではある。だが彼の場合、イタリア式サッカーというネガティブな要素も併せ持っている。カペッロの実力を認めていないわけじゃなくあくまで個人的見解として、あれだけのタレントを擁しているイングランドにおいて、もうこれ以上守備的な戦術は見たくないのである。これまでの戦いぶりとカペッロの戦術はシンクロする部分がなくはない。だがファンが本当に見たいのは、終始相手を圧倒するような試合展開なのである。それだけの選手が揃っているのだから、もっと攻撃的な戦術を期待できる監督に就任して欲しいというのが本音ではないだろうか。

そう考えていたらFAはレアルのシュスターに狙いをつけたというニュースが入ってきた。
カペッロの後任としてレアルの監督に就任したシュスターだが、これまでのところファンのハートを掴むまでには至っていない。そもそも就任してわずか半年にも満たないクラブが彼の離脱を許すとは思えないが、ファンが見たいのはカペッロよりもシュスターのように華麗でファンタジーに富んだサッカーを好む監督である。


国内か国外か、勝利か戦術か、結果か内容か、淡白か情熱か。
上に挙げた6人以外にもシアラーやレドナップなど、多くの候補が噂としてメディアを賑わせている。今回の予選敗退で、周囲からの期待やプレッシャーはすさまじいものになるだろう。今回の敗退が原因で、2010年のワールドカップ予選のシードからも除外されてしまった。誰が監督になろうとも成功への道は高く険しいものになるであろう。

FAは今度こそ、適正な監督を招聘することができるのだろうか。



ほな、また。





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Last updated  2007.11.25 01:53:32
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