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2007.12.26
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カテゴリ: Premier League
フルアムのローリー・サンチェス監督が解任された。


プロである以上、そして監督という立場上、結果が全ての世界であるがゆえ解任という結末は仕方のないことである。だがサンチェス就任の成り行きから考えれば、サンチェスの仕事ぶり以上にクラブの無能ぶりが目に付いてしまう。

サンチェスがフルアムの監督に就任したのは、確か昨シーズンも残り5試合前後のことだった。
この時も降格圏争いに巻き込まれていたフルアムはコールマン監督を解任し、当時北アイルランド代表監督だったサンチェスを臨時監督として招聘した。北アイルランドはユーロ2008予選でスペインを破るなどグループの台風の目となっており、その手腕を残留の手助けに活かすべくサンチェスに救いの手を求めたのだ。

残り試合数を考えればクラブの決断はギャンブルに等しかったが、それは成功し見事残留を果たした。功績を称えクラブは暫定ではなく正式に監督としてサンチェスにオファーを出したわけだが、その功績とは最低限の目標であった残留を果たしたこと。だが残留の要因はサンチェスの手腕ではなく、降格圏争いの上位にクラブが位置していたこと、そしてライバルクラブの直接対決が終盤に残っており、そこで星の潰し合いをしてくれたおかげであった。つまりは内的要因ではなく、スケジュール面での運を含む外的要因が残留の大きな要因だったのである。

にも関わらずクラブはサンチェスを過大評価し、オフの補強でもサンチェスの意向を最大限に取り入れた活動を行ってきた。北アイルランド代表の教え子でもあったFWヒーリーの獲得はその典型的な例である。何もここではサンチェスやヒーリーを批判するつもりは毛頭ない。だがここまでの戦いぶりや結果を見れば、サンチェス招聘が正しかったのか、それとも間違いだったのかは明らかである。そしてなにより、最低限の結果を果たしたことでその過程の是非を見抜けなかったクラブの落ち度はサンチェス以上に大きい。

コールマンを解任したときもそうだ。シーズン当初から下位を彷徨い、降格が現実味を帯びてきた終盤になって初めて焦り、動いた。今回はまだシーズン中盤であり学習能力は持ちえていることは分かったが、このようなその場しのぎの監督のすけ替えではチームが強くなるはずもなく、今後も同じような事態に陥る可能性は極めて高いと言えるだろう。

今回の解任によってまた1つ学習することが出来たはずである。









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Last updated  2007.12.26 19:29:27
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