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2008.07.31
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カテゴリ: Liga Espanola
バスク純血主義を貫き、頑ななまでにバスク人選手のみでチームを構成してきたアスレティック・ビルバオ。だが世界中から選手をかき集めて強化を図る潮流と正反対の強化論はいつしかクラブの弱体化を招き(昔ほどバスク人の有能な選手がいなくなったこともあるが)、一昨シーズンにはあわや2部降格の憂き目に直面するほどの低迷であった。

昨シーズンも何とか降格を免れたが、それでもその低迷振りはクラブの経営にも反映されており、近年の財政状況は悪化の一途を辿っているようだ。金がなければ補強は出来ず、所属選手の給料も払えないわけで、チームの低迷とあいまって主力の離脱・放出が起こり、さらにチームは低迷する。まさに負のスパイラルである。

だが今シーズンから、地元バスクの石油精製会社が胸スポンサーに名乗りを挙げたことで、どうやら交渉はほぼ合意に達し、年約3億4千万円のスポンサー収入が得られそうな運びになった。4年160億円のユナイテッドや5年100億円のチェルシーに比べると微々たるものだが、それでもあるにこしたことはない。クラブの理念である純血主義からも外れておらず、クラブにとっては大きな収入源となったわけだ。

ただビルバオはクラブ創立から今年で110年を迎えるのだが、長い歴史の中でこれまで一度もユニフォーム自体にスポンサーを入れていなかったのである。つまり今回の胸スポンサーは、ビルバオの歴史上初めてのユニフォームスポンサーなのである。伝統の歴史を破らなければならないほど、財政上は苦しい状況だったのだろうか。クラブの強化面なども踏まえたうえでの決断だったのだろうか。

個人的には好きなクラブなので、今回の件で財政面も強化面も順調に進んでくれれば申し分ないのだが、それでも1つの歴史が終わった物悲しさも同時にこみ上げてくる。



ほな、また。





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Last updated  2008.08.01 00:54:05
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