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2008.08.29
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カテゴリ: Premier League
個人的にシーズン前から注目していたトットナムとサンダーランドが開幕2週目で早くも激突した。
ビッグ4の牙城を崩さんと多くの若手選手を獲得し“ラモス色”を強めるトットナムに対し、賢い補強戦略で連続の残留を目論む“闘将”キーン率いるサンダーランドの1戦は、正反対の印象を観ている側に植え付けた試合となった。

結果は1対2とアウェイのサンダーランドが勝利したわけだが、好印象をもたらしたのはサンダーランドであった。
勝利という結果もそうだが、まず内容が伴っていた。もちろんそこまでの強豪クラブではないのでミスも多い。だがキーンの血を受け継いだとでも言うべき厚く強固なディフェンスはトットナム攻撃陣に隙を与えなかった。カブールの移籍は成立しなかったものの新戦力が多いこともあって、まだまだ連携面で改善の余地は大いにある。だが対人面ではほとんどのボールを跳ね返し、強さを思い切り見せ付けていた。試合後には更にウェストハムからアントン・ファーディナンドの獲得が発表されたものだから、より強固な、そして層の厚いディフェンスラインになることであろう。

攻撃面ではマルブランクとリードの両中盤サイドがこれまでのスピード一辺倒だったところに経験とテクニックをチームに与え、確実に攻撃の幅は広がっている。リチャードソンもゴールを決めるなど好調のようで、これまでのように与しやすしと考えれば、第2グループでも痛い目を見ることになるだろう。

そこに今シーズンから加わったのがディウフとシセである。ディウフのスピードや攻撃性はもとより、シセの前線での強さは相手にとっては脅威である。今回の試合でも途中出場ながら相手の一瞬の隙を突き決勝ゴールを挙げるなど、早くも結果を残している。ピッチ外で多少の問題を抱えるだけに、キーンのコントロール次第では予想以上に大化けする予感を感じさせたサンダーランドであった。

反対にトットナムの先行きは明るいものではない。
まずはベルバトフの去就が注目されているが、騒動による他選手への影響を考慮し、この試合もベルバトフはベンチ入りさえしていなかった。彼を含めロビー・キーン、デフォー、ベントという強力な陣容を誇っていたのはわずか1年前の話で、現在残っているのはおそらく一番能力の劣るであろうベントただ1人である。

そのためにこの試合では中盤の枚数を増やして攻撃性を落とさないようにしたのだが、ベイル、レノン、ベントリーなど本来はサイドを主戦場とする選手が多く、彼らのドリブル突破は脅威ではあるものの、スクランブルで連携も整っていないのだろう、単独での攻撃が多く、2次、3次と連続した厚みのある攻撃を見せることは出来なかった。





ほな、また。





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Last updated  2008.08.29 20:32:31
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