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September 1, 2013
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カテゴリ: ミュージカル
2013年7/18(木)~8/26(月)

猛烈に暑かった今年の夏、帝劇では「二都物語」が上演されていました。
約1か月半で4回観劇。
浦井くんが出演していたから4回観たけれど、もし出ていなかったら1回もしくはスルーしてしまっていたかも。
「二都物語」って古いし重いしってイメージだったから。
ストプレは古くて重く、不条理だったりもやもやするものも好きだけど(むしろそういうのが好き)
ミュージカルは、できれば歌やダンスが存分に堪能できるものが好み。


ただ数回観劇したことで、スルメのようにじわじわとその味を楽しむことができた。
歌は1回では頭に残らなかったけど、4回も観れば覚えの悪い私でも自然と口ずさむようになれた。



これは、やっぱり演劇中心に演出している鵜山さんだからでしょう。
でもあの大きな帝劇では、それが効果的だったとはいえないかも。
大きな板が舞台を横切ったり、回ったり、色を変えたりして場面転換をする。
それに映る影が、実体とともに心情を表現する。
とても洒落ていて雰囲気もあるんだけどね。


出演者は皆芸達者なのもこの作品の特長。
福井さん、原さん(2人とも)、塩田さん、宮川さんらの演技が深みを与え、長い芝居を2時間半という短く端折っている欠点を補っていました。


最初の仮チラシでは、2人主演と見紛うような写真。
でもストーリーを知っていたので、絶対シドニー・カートンがさらっていくとわかっていた。
案の定、すべては井上シドニーがすべての中心に。
歌で芝居で、彼の心情は痛いほど伝わってくる。

そこに主題があるものだから、チャールズとルーシーはちょっと物足りなかったかな。
とくに浦井ファンとしては…。
ルーシーに一目ぼれした瞬間の気持ちを、役者が袖で補完しなくてはならないとは。
観客は少し置いてきぼりかも。
さらに、ルーシーが常にチャールズで頭がいっぱいなほど愛情を持っているように見えなかったのも残念。

2人の男性に母性を与える存在なのかな。
そのへんも観客がかなり想像力豊かに頭を働かせないと共感するのは難しい。


いろいろ言いたいこともあるけれど、井上、浦井の絡みはファンにとっては垂涎もの。
昨年のルドルフの際に感じた井上くんの成長ぶりがさらに進化していたし、
あの脚本の中できっちりとチャールズを演じ、浦井くんならではの味を見せていたのも嬉しかった。


というわけで、ほぼ満足の「二都物語」でした(不満ばっかりではなく満足感のほうが勝っているんです、これでも)。
もし、また2人の共演があったなら、ぜひ互角に対峙する役を観てみたい。
なんならストプレでもいいです♪





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最終更新日  September 2, 2013 12:01:56 AM
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