銀色の境界

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August 15, 2007

なかなか都合よくはいかないようで…

カテゴリ：日記

以前、自分の状態について綴った時、
ハイテンションとローテンションの波の話を書いた。
退院して２週間、３週間と経ち、その波は徐々に緩和されていった。
そう思えていた。
まだ完全には巧い事いかないが後はこうして緩和されていく中、新しい趣味や旧来の仲間と遊び、時間が解決してくれる。
そう思えていた。

多分、それは間違ってはいない。大方は。

ただ、誤算だったのは、それがそんなに単調に調子良く、
それこそこれも以前書いたかもしれないが時間に比例して直線的に回復していくグラフがかけるような綺麗なものではないことを今、実感している。

だが、テンションが上がってない。

退院後２～３週間目あたりにはどこかへいっていた鬱に近い、辛い思い出（過去の幸せな、彼女との思い出）が断続的に発作として表れる。

締め付けられる胸の痛み。

これがやはり乗り越えなくてはならない過去の自分との戦い。
正直決して楽ではない。
上っ面で周囲こそごまかせるものの、内心は今もちょっと不安定だったりしている。

時間による回復のおかげか、仲間を信じられる心の成長がわずかとは言えあったからか、
はたまたただ薬のおかげか、
それらの複合要因なのか、わからないが入院前の重度の状態までには陥っていない。

負けたくない。
その一心で今は踏ん張るしかない。

ゲームでも、歌でも、仲間に相談でもいい、
『死』以外の選択肢をまず自分の中で出す。
『死』という選択肢を出さない。

これが一番大事なことだ。

今は逃げても良い。

自分を捨ててしまってはいけない。
そう言い聞かせる。

まず落ち着こう。
そして余計なことを考えずにのめりこめる何かに集中していればいい。
ＤＳをやり続けてても良い、大音量でアニソン聴いてても良い。

絶対立ち直れるんだから。

言うまでもないが、例えこんな波に心揺り動かされても
週末はスケジュール通り動くつもりだ。

これは無理をするとか、意地を張るとかじゃない。
元の、以前の、自分自身へまず戻るための大事な一歩なのだ。
それが大好きなコミケだなんて偶然じゃない素敵魔法じゃないか。
このチャンス、逃してなるものか。

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