突然ですが、わたしはビール派です。それも、 アサヒビールのスーパードライ派です。わたしの同世代の友達もアサヒビール派が多いです。
キリンビールは、ちょっと苦いですね。
みなさんもご存知のとおり、今では、アサヒビールはキリンビールを抜き、シェアNo.1の座を獲得しています。
以前、そのアサヒビールがなぜキリンビールを追い抜いたのかという記事を目にしたことがあります。
20数年前は、アサヒはどう頑張ってもキリンには敵わなかったそうです。ビールはキリンというブランドが強かったからでしょうか。
そこで、アサヒのとった行動は。
いずれ、 ビールを飲むようになる世代、幼稚園児~小学生の子供たちの好む味覚を調べる。
子供の好む味覚の調査結果は、あっさりさっぱり系。
そして、その調査結果を元にビールを開発した結果、その当時の子供たちがビールを飲む世代に成長した、今、アサヒビールを好んで飲むようになったそうです。
アサヒビールがシェアNo.1を獲得した要因は、その他いろいろとあると思いますが、ちょうど私達の世代が大人になってビールを口にするようになった結果だったのです。
先の先を読んだアサヒビールの戦略。
すごいと思いませんか!?
そこで、わたしは思いました。
近年は、ネット販売も盛んになり、ネットに参入した企業もどんどん売上を伸ばしています。
しかし、今の20代後半以降の世代は、まだまだネットでの買い物に抵抗がある人が多いようです。
個人情報をネットで登録したくないという人もいます。
インターネットすらやっていない人も多いです。
パソコンをやっていると、オタクというイメージを持っている人もいます。
その反面、今では、パソコンがある家庭が増え、親がパソコンをするそばで3歳くらいの子供が一緒になってマウスを使って遊んでいます。
小学校・中学校からパソコンに慣れ親しんでいるため、パソコン=オタクのイメージは無くなりつつあります。
その子供たちが社会へ出ていくころには、今以上に、パソコンが出来て当たり前、 ネットで買い物当たり前の時代がやってくることでしょう。
そうなると、今よりもっとネット販売が普及し、巨大なマーケット市場となっていくのではないでしょうか?
5年後、10年後の展開も考えて、今、行動することで大きく差がつくことでしょう。