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あらすじ:セシリ(ソニア・リクター)とヨアヒムは結婚を控えた幸せなカップル。ところがある日、ヨアヒムが交通事故で半身不随になってしまう。車を運転していた母娘の家族である医師ニルス(マッツ・ミケルセン)は責任を感じ、何かあったときに連絡を取れるようセシリに名刺を渡す。重い現実を受け止めることが出来ず卑屈になっていくヨアヒムを見て苦しむセシリはニルスに電話をかける。次第にニルスとセシリは親しくなっていくが・・・。
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幸せの絶頂から突き落とされる若いカップルと、その原因である事故を不注意から引き起こしてしまった母娘。その夫であり父である男は被害者の恋人と次第に親しくなり、関係を持ってしまう。母娘にとっては因果応報な巡り合いにも見えるが登場人物のだれもが苦しみを味わっていて割り切れない思いを抱えている。「もし自分だったら一体どうするだろう・・・」と考える間もなくどんどん物語に引き込まれて見てしまいました。
例え方が奇妙だけど突然の不運に対して人間がどんな風になっていくのか、どんなに人間が弱いのかということをあるカップルと家族を実験台にしてつぶさに外側から観察させてもらった・・・という感じがしました。
心理描写がすごく丁寧なのでセシリの気持ちもわかるし、ニルスの気持ちもニルスの奥さんと娘の気持ちも「わかるなあ」という感じになるので色々な側面からこのお話を見ることができました。悲しみと切なさと割り切れない気持ちの連続。こういう追体験をさせてくれるから映画を見るのはやめられないんだなあ・・・。
ところでこの映画を見る前に「カジノ・ロワイヤル」を見たんですが・・・主人公が悪役、ル・シッフルだった(笑)。最初ちょっとその映像を頭の中で追い払うのが大変でしたが、次第に引き込まれていきました。この俳優さん、素晴らしいですね。嘘をつくときの心ここにあらず感とか、子供に対するすまなそうな眼差しとか人間の(男の)弱さを見せる演技が絶妙。顔が鳥類系だけどちょっとファンになってしまいました。
この映画でひとつ「?」と思ったのはヒロインの年齢。最初、25歳って言っていたのに後で「23歳だけどもっと若く見える」というセリフが。結局何歳なの?てかどう見てもそんなに若く見えないよ!女優の幸薄そうな顔はよかったけど、微妙な年齢設定がこの映画の残念なところでした。
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