ドクターイワタの認知症ブログ~東海エリア最高の治療実績~

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May 22, 2014
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長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイト​

東大寺と平城京



20140523#奈良の大仏1
奈良といえば大仏。手前の人間と比較すると大仏の大きさがわかる。

20140523#奈良の大仏2
大仏殿の巨大な柱。大仏の光背に配されている仏を「化仏(けぶつ)」という。化仏とは本体の仏や菩薩の代行者であり、仏から出る慈悲の作用は世の中の隅々にまで及ぶ様子をあらわしているのである。

20140523#東大寺大仏殿1
奈良の大仏のお家。これがまた素晴らしい。

20140523#平城京朱雀門4&近鉄特急
東大寺の手前に平城京が再建されており立ち寄った。平城京朱雀門を撮っていると同時に近鉄特急をパチリ。古代と近代の融合。

20140523#平城京大極殿1
平城京大極殿。広大な敷地。ともかく暑かった。

20140523#平城京大極殿2
もう少し近くによって平城京大極殿をパチリ。

症例報告-認認介護でもがんばれる-
20140523#2533&2534#138
ケアマネからの紹介である。4年7ヶ月前、当クリニック認知症専門外来初診。認認介護。3kmほど離れた場所に住む長男さんの助けもあり、あれから4年7ヶ月間、お二人で生活が出来ている。左側の奥さんの方はFTLD(前頭側頭葉変性症)でありデイサービス拒否および食事拒否、一方、右側の御主人の方はMIX(混合型認知症)でありカラオケ好きでデイサービス週3回通っている。ヘルパー週7回。訪問看護週1回。10ヶ月前から奥さんの通院拒否のため定期往診隔週を開始している。久しぶりのツーショットにパチリと写真を撮った。長男さんがウェブカメラで24時間観察されており、奥さんの夜行性食事の状態も把握できている。

20140523#4720&4721#139
ケアマネからの紹介である。1年前、当クリニック認知症専門外来初診。認認介護。近所に住む長男夫妻が尽力しておられ、今までお二人で生活できている。前医の投薬がレビー小体型認知症のお二人には過量処方であり、お二人ともパーキンソニズムでふらふら、92歳妻は夫に怒り、98歳夫は食事量が減り生命の危機にさらされていた。罪深い話である。最近、老老介護で主介護者である夫が認知症の妻を殴打して、急性硬膜下血腫で亡くなってしまうという痛ましい事件があった。今後は主治医が患者にどんな治療をしていたかを検証すべきである。たとえば、漫然とアリセプト5-10mgを投与して患者が暴れていたいたのであれば医者が患者を殺したと言っても言い過ぎではない。話は脱線したが、お二人にレビーセットに準じた治療をすることで中核症状は改善、周辺症状は消失している。

20140523#5023&5024#140


20140523#4863#141
ケアマネからの紹介である。要介護5の夫を介護している方である。長男夫妻と同居であるが昼間は認認介護。易興奮、脱抑制行為、昼間傾眠、夜間不眠、食欲低下、甘い物好き、膝組みから、レビースコア:1 ピックコア:4。頭部CTで左右差、強い前頭葉萎縮。診断は簡単でFTLD(前頭側頭葉変性症)を呈するDNTC(石灰化を伴うびまん性神経線維変化病)。PSP(進行性核上性麻痺)セット(リバスタッチパッチ4.5mg/フェルガード100M2包/ウインタミン4mg夕)を応用して開始すると28日後に一発改善。食欲低下に食欲セット(ドグマチール50mgとプロマックD150mg)を開始したら、56日後に更に改善が見られた。これなら要介護5の夫を充分に介護できる。

20140523#5214#142
ケアマネからの紹介である。要介護3の母と要介護5の父を次女さんが介護しておられ、一緒に当クリニック認知症専門外来初診された。要介護5の父も良くなっているが、今回は要介護3の母のみを報告する。幻視、昼間傾眠、帰宅願望、易転倒、感情失禁、尿便失禁、嚥下困難、意識消失発作でレビースコア:7.5 ピックコア:4。前医はアリセプト3mgで下痢中止、メマリー20mgで傾眠してメマリー15mgへ減量、レビーに伴う意識消失発作数分にテグレトール200mg開始と最悪のシナリオで車椅子にされていた。メマリー過量と抗てんかん剤テグレトールで脳波抑制され、アパシーにされていたと言えよう。メマリー15mgから10mgに減量、テグレトール中止してシチコリン1000mgおよびサアミオン10mg開始、リバスタッチパッチ4.5mgとフェルガード100M2包を追加した。28日後にはアパシーから脱して4本杖で歩いて来院された。また、報告するが要介護5の父も前医のアリセプト5mgを即中止、リバスタッチパッチ4.5mgとニュープロパッチ2.25mg、GCS5点滴、サアミオン10mgで中核症状は改善して、周辺症状は消失した。

開院後6年半で一番辛かった1週間
開院して6年半が経つが、今週1週間が一番辛かった。日曜日夜には39℃発熱があり、抗生剤入り点滴を開始したが、全く効果がなかった。翌朝、38℃後半発熱が続いており背部~両肩痛が酷くロキソニン1錠/メチコバール1錠/ミオナール1錠を飲んで外来をなんとかこなした。ロキソニンのため発汗して解熱して一日仕事できたが、月曜日夜には39℃に戻っていた。火曜日も同じようなパターンで1日を終えた。採血をしたが、CRP2.2で大したことはない。水曜日はロキソニンを飲まずに朝8時から夕6時までなんとか28名の定期往診をこなした。1日中発熱が続いていたため昼食も摂れなかった。ロキソニンで無理に発汗させて解熱させなかったのがよかったのか、翌木曜日には38℃台まで下降、金曜日には漸く解熱した。

背部~両肩痛に対してロキソニンを飲んだのが長引かせてしまった原因かと思う。やっぱり、安易に消炎鎮痛剤を使うべきではないとつくづく考えさせられた。ともかく、やっと1週間が終わったが、当然、ブログは木曜日の夜からの書き始めで、昨日までにやっとスライドを完成させて今になって漸く皆さんにお見せできる状態になった。日頃の疲れが出たのかも知れない。出来るだけ身体を休ませるため遠隔部の往診を2カ所中止することにした。この変更で隔週土曜日の往診を平日に回すことが出来た。今までがむしゃらにやってきたが、午後7時に帰路につけるように生活パターンを整備しようと思う。少しでも長く続けることが出来るように。





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Last updated  Jun 18, 2023 05:23:44 PM
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