ドクターイワタの認知症ブログ~東海エリア最高の治療実績~

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Jun 18, 2014
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長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイト​

東山植物園 散歩2



201400620@あじさい
奥池周囲のあじさいが満開だった。

201400620@キキョウ
茶室宗節庵の庭にはキキョウが咲いていた。

201400620@ノハナショウブ
湿地園にはノハナショウブが満開だった。

201400620@エドムラサキ
宿根草園にはエドムラサキが可憐な花を咲かせていた。

201400620@ブーゲンビリア1
201400620@ブーゲンビリア2
温室内には南国の花 ブーゲンビリアが満開だった。

201400620@セグロセキレイ
奥池の湖畔にはセグロセキレイが飛んできた。

201400620@父の日ケーキ
父の日にケーキを買ってきてくれた。サプライズである。

症例報告
201400620@4811@158
親戚からの紹介である。幻視、易興奮、夜間不眠、易転倒、食欲低下、病識欠如、鬱状態、甘い物好き、薬物過敏であり、レビースコア:5.5 ピックコア:4。プチレビー・ピック複合(LPC)の所見である。リバスタッチパッチ4.5mgを開始した。1週間後、食欲低下が見られ、リバスタッチパッチ2.25mgを経由して中止した。脳血管性認知症にプラビックス/サアミオンを出したが、1ヶ月後、自己中止しておりプロルベインDR4Capのみ継続した。改訂長谷川式:20/30(+6.5)、近時記憶2/6(+2)まで改善したが、NewフェルガードLA2包で興奮したためフェルガード100M3包に変更した。6ヶ月後、上記周辺症状はすべて消失し、中核症状は改訂長谷川式:25/30(+5)、近時記憶6/6(+4)まで更に改善した。

201400620@5029@159


201400620@5257@160
施設からの紹介である。幻視、物とられ妄想、暴言、暴力、介護抵抗、易転倒であり、レビースコア:8 ピックコア:5。典型的なLPCである。94歳と御高齢であり、暴言および暴力に対してウインタミン10-18mgで施設天秤法とした。幻視に対して抑肝散、物とられ妄想にセレネース0.2-0.4mgで施設天秤法とした。14日後、幻視以外全く改善が見られず、施設退去勧告をされた。思い切って、ウインタミン36-72mgで施設天秤法、セレネース0.4mgから1mgに増量した。28日後、すべての周辺症状は消失して、施設退去を免れた。ほっとした。

201400620@4894@161
ケアマネからの紹介である。幻視、幻聴、歩行不安定、小刻み歩行からレビースコア:4 ピックコア:2。認知機能改善のため、リバスタッチパッチ4.5mgを開始して、歩行不安定もありNewフェルガードLA1包を勧めた。幻視および幻聴には抑肝散に加えて、シチコリン1000mg静注を行った。1ヶ月後、周辺症状である幻視や幻聴が消失して、歩行も安定、中核症状も改訂長谷川式:24/30(+6.)、近時記憶5/6(+4)と著明改善した。一発改善である。6ヶ月後、周辺症状は消失したままで、中核症状は更に改訂長谷川式:25/30(+1)、近時記憶6/6(+1)と改善が見られた。

201400620@5261@162
開業医からの紹介である。万引き(2回目)、甘い物好き、頭部CT上、前頭葉萎縮、左>右側頭葉および海馬萎縮からレビースコア: 1 ピックコア:6。ピック病に対してウインタミン4mg夕とフェルガード100M3包朝2包夕1包を、脳血管性認知症に対してプロルベインDR4Capを勧めた。1ヶ月後、万引きはなくなり、時計描写テスト:8.5/9(+6)、改訂長谷川式:28/30(+6)、近時記憶6/6(+-)と中核症状の著明改善も見られた。一発改善である。


札幌のvanillaさんからのメール

<以下引用>
岩田先生へ

札幌のvanillaで夫がPSPです。
ブログを書いています。
私のブログを見て、岩田先生にかかっている患者さんの娘さん患者さんからメール来ています。
グルタチオン1400ミリで落ち着いてきたと。
ありがとうございます。
私のブログに詳しく書きました。

http://vanilla2984.blog26.fc2.com/blog-entry-454.html

札幌のvanillaより
<以上引用>

<以下返事>
札幌のvanillaさん、



良くなって頂けて良かったです。
この方の場合は、訪問点滴指示を書いて毎週1回グルタチオン1400mg点滴しております。
訪問点滴の場合は診療日と違うため自費点滴とすることが可能でありグルタチオンの量に関わらず1080円/回としています。
グルタチオン1000mgまでは赤字覚悟で保険適応としていましたが、グルタチオン1400mg点滴を希望されたため自費点滴を初めて開始しました。

外来では点滴手技料がとれるので保険適応としてグルタチオン200mg以上の部分は当方が負担しています。
従って、一律グルタチオン1000mgで行っています。これが保険適応でグルタチオンを点滴する場合の限界と考えていました。
でも、1000mgで無効で1400mgで有効ということがあるとすると赤字覚悟で試す必要がありますね。

外来でグルタチオンの適量を決定して希望されたら訪問点滴に移行して、毎週自費点滴するというのが良いのかも知れません。

来週のブログに記事を載せさせて頂きます。

長久手南クリニック 岩田 明
<以上返事>


菫ホームクリニック 小田 行一郎先生からのメール
<以下引用>
長久手南クリニック
岩田 明 先生 御机下

いつもお世話になっております。
今週号の先生のブログで教えていただきたいことがあります。

デパスについてですが,今まで力価が強く短時間作用型のため依存性が生じやすいとの認識でしたのでデパスが処方されていたら,セルシンに変更したりしていたのですが,セルシン(2)1T≒デパス(0.5)1/2T位の感じで使用すればよろしいのでしょうか。この用量であれば,依存性はほとんど問題にならないと考えてよろしいでしょうか?また,なにかコツのようなもの有ればご教示いただけば幸いです。

先生の先週号のブログを見て東山動物園のことを思い出しました。

中略

今後ともご教示お願い申し上げます。

菫ホームクリニック 
小田 行一郎 拝
<以上引用>

<以下返事>
小田 行一郎先生、

メールをありがとう御座います。
東山動植物園、懐かしく見て頂き、ありがとう御座います。東山植物園を歩いたのは初めてで植物の種類の多さもさることながら白川郷から移築した合掌造りの家が大層気に入り、今日も行って参りました。また、ブログで報告いたします。

さて本題に入ります。

デパスをピック病患者さんに応用したのは以前ブログに載せた7年間定期往診で診ているピック病の患者さんがデパス(0.5)1錠寝る前およびデパス(0.5)0.5錠頓不穏時1日0-2回でピッタリであったという経験に基づいています。
セルシンがピック病の第2選択に決まる前の話です。

今回のブログの患者さんは頚椎損傷に伴う嚥下困難や歩行不安定が元々あり、グラマリールでも嚥下困難が出ていたため、セルシンでは強すぎるのではないかという予想からデパス(0.5)0.5錠を1日1-3回の施設天秤法を試したわけです。案の定、デパス(0.5)1.5錠1日3回毎食後では強すぎて一旦3日間中止して、デパス(0.5)0.5錠1日1回朝食後で落ち着いたという経緯があります。

セルシンでは強すぎで誤嚥や転倒が心配な患者さんにはデパス(0.5)0.5錠を試してみてはいかがかという提案です。

デパス添付文書に高齢者には1.5mgまでという記載があります。確かに依存性があることは存じておりますが、我々が投与するデパス1.5mgまでというレベルでは依存性については余り考えなくては良いのではないかと思います。

長久手南クリニック 岩田 明
<以上返事>





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Last updated  Jun 18, 2023 05:22:49 PM
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