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【会津の「子安観音」像】
この「子安観音」像も以前にここでご紹介したことがありますが、この「子安観音」像は、前述の村からそれほど離れていない村の中に建てられているお堂に祀られていました。ロウソクや燭台に使っている痕跡がありましたから、現在でもお参りしている方がいらっしゃるのであろうと思われます。
ただ、このお堂を見付けたのは偶然でした。あるところの写真を撮りたくて、この村へ行けば、どこかからその場所の写真を撮れるだろうと思って出掛けました。それで、あるお宅でお話をお伺いして、別の場所からも見えるということなので、貴重な資料を見せていただいた後、教えられた方へ向かっている林の中の道を歩いていったら、路の脇にお堂が建っていました。幸い、鍵か掛けられていなかったので、中で写真を撮ることが出来ました。
抱かれている幼児の肌が白く塗られています。そして、右手で持っているのは蓮ではありません。蓮は同じ茎から葉と花が出ることはありません。そして、こうした不思議な花を手にしている「子安観音」像は、ここだけに残っているわけでもありません。仏師が彫ったとは到底考えられないものです。