★アカネのアノネα

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December 5, 2003
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 天下の団鬼六を「週刊文春」誌上でコテンパンにやっつけたスエナガナオミって一体何者?(12/3日記参照)。

 末永直海さんは元女優の「桃の木舞さん」でした!

 桃の木舞、知らない?アカネも知りません。
 だけどず~っと前(20年位前)そういった変わった名前の新人女優がいて、しばらくして消えていった記憶がかすかにあるような気もします。

 末永さんは22歳の時「桃の木舞」の芸名でにっかつの女優に。
 その新人女優コンテストの審査中に、水着を全部かなぐり捨てるというパフォーマンスをやってマスコミを騒がせた武勇伝があるそうな。
 女優生活はうまくいかず25歳から7年間は漫画家小林よしのりの秘書に。
 以後ホステス、巡業歌手を経て34歳の時『薔薇の鬼ごっこ』で第三回蓮如賞受賞、作家生活に入る。


 受賞作『薔薇の鬼ごっこ』早速読んでみました。
 赤羽グランドキャバレーのホステスとして働くナオミの日常エッセイ。
【ここ数十日間、白い薬が舌に乗らない夜はなかった。この恐ろしい習慣は、十二年前、二十歳の夏、初めて「男女のいさかい」というものを経験してから今日まで、あらゆる異性間のごたごたが起きるたびに自分を慰める手段だった】と睡眠薬に依存する日々のエッセイである。
 タイトルの「薔薇の鬼ごっこ」はホステスと客のかけひきを象徴する言葉。
【オンナは百人百様に複雑であるが、オトコというものは絶対的共通項がある。それは全世界、古今東西共通して、オンナと酒とセックスが好きなことである。・・・男が助平で、ほんとうによかった。美か若さか色気がある女に決定的に弱いということで、我々は日々、米を買うことができているのだと感謝していた】と独特の哲学(でもないか)。

 末永ナオミは本名で、谷崎潤一郎の大ファンだった父親が「痴人の愛」のヒロインの名からとったもの。
 筆名「直海」は小林よしのりの命名。
 小林は毒舌ながら巻末に解説を書いている。

 結論を言えば受賞作よりも「週刊文春」の書評の方が面白い。
 分析力も思考も「薔薇…」の頃よりも末永直海は数段大人になっている。
 彼女は福田和也、中沢新一など業界内でのファンが多いようだがもっと一般に認められてもいい実力を持ってる作家ね(生意気^_^;)。





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Last updated  December 6, 2003 10:14:51 AM
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り_ょ_う @ Re:★『生存者ゼロ』安生 正/著(07/18) こんにちは 昔、ブログでお世話になった …
り_ょ_う @ Re:★『生存者ゼロ』安生 正/著(07/18) こんにちは 昔、ブログでお世話になった …
キラキラ星@ Re:★『微笑む人』貫井徳郎/著(03/14) ノンフィクション専門で読んでます。が、この中途…
カツラ―@ Re[1]:★「恋するカツラ」小林信也/著(02/28) 追記 S社に20年以上世話になり大変良…
カツラ―@ Re:★「恋するカツラ」小林信也/著(02/28) 小林氏賞賛の声に不快感を覚えます。 数…

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