下書きのネタがありましたので。
お金がないわりには、おやまに行きたいひろみです。
車のないひろみにとって、夏山と旅に行くには欠かせないのが魔法の切符。
青春18切符は、時間と忍耐さえあれば、けっこう遠くまで行けちゃいます。
過去、富山から濱、まーちゃんち往復、京都・大阪往復、そして新潟から濱。
おかげで、電車の長旅は苦痛でなくなりました。4時間などは長旅にも入りません。
で、今回どうしても一枚余りそうな勢いだったので、日曜日大菩薩嶺に行きました。
ふと、2000メートル級のひとりおやまは初、というのに今日気がつきました。
本当なら、5時出発の予定でしたが、その時点で雨がパラパラしていたので、諦めて二度寝。
で、七時半頃起きたら、かすかに晴れ間。
ケンタさんメールで霊峰登山に刺激を受け、とりあえず行ってみようと出かける事に。
はまかいじ、を八王子から使えば11時台の塩山発バスに間に合いましたが、2000円かけるのは勿体無いと、普通で行く事に。
八王子あたりでは、すでに雨。高尾も雨・・・、うーん。
しかし、大月以降からは、雨はなくかすかに晴れ間がありました。
で、塩山到着が12時過ぎ。もちろん、バスはなく次は14時台。
タクシーだと登山口まで2900円とか。
走らざるをえない状況だったので、走りました。意外とロードが日差しありで暑かった。
コンビニと、歩いていたおぢちゃんに道を確認。
やっぱり、登りなんだよなーと途中から歩きを交えて。
空席のタクシーが一台通りすぎて、乗りたい衝動になったけど、多分登山者お迎えのものだろうと諦める。
すでにこの時点で、上までは行けないと諦めて、次回の試走だと言い聞かせる。
登山口まで1時間、ここから車道が続き、下山してきたハイカーと数人すれ違う。
今から行くなんて、あり得ないよなーと自分でも思う。
ここで、上日川峠まで行って折り返そう、と決める。
どこまで車道なんだろうと歩いていたら、登ってきたタクシーが止まり、ドアが開く。
おいちゃん「どこまで行くの?」
ひろみ「上日川峠まで・・・」
おいちゃん「じゃ、乗りなさい」
ひろみ「あ、ありがとうございます」
いやー、助かった♪なんていい人なんだろう、と思いました。
どうやら、今日は何度か駅と登山口近辺を往復しているらしく、ひろみがひーこら走っているのを見て、この子はどこまで行くんだろう?と思っていたところ、上日川峠で待ってるお客さんを迎えに行く途中で、またまたひろみを見つけたので声を掛けてくれたのだそう。
すごくいい運転手さんで、いろいろ大菩薩の事を教えてくれて、地図と名刺もくれました。
多分、時間も遅いし一人だから、心配してくれたのだと思います。
本当に、ありがたかったです。今度、御礼に伺うつもりです。
で、タクシースルー区間もあり、上日川峠に到着。14時過ぎ。
「お金はいらないから、気をつけて行きなさい」
と、福ちゃん荘の登り口と帰りの登山道も教えてくれました。
ほぼ、下山する人たちばかりな峠から、ガーッと登山道をスタート。少しぬかるんでいましたが、走りやすい道です。
福ちゃん荘から唐松尾根はガレ場もあり、途中諦めかけましたが、タクシーの運転手さんのご好意もありで、ここまで来れたんだから行ってみようと、頑張って登りました。
大菩薩嶺は、本当に何もなかったです(爆)
うーん、ここ???
ま、でも100名山だし、写真撮影だけして、下山です。
ここでハイカー二人に会いました。
下りはレース並みに集中したと思います。
と、いうのも上日川峠からの下りの登山道入り口で「熊、注意」の看板にビビったからだと思います(爆)
下山中、ハイカーには一人も会いませんでした。
怖かったです~~、熊鈴ジャラジャラ鳴らしながら一気に降りました。
今回登りも下りも、地図の50パーの短縮率でしたが、上日川峠~千石茶屋までの下りの短縮率が一番すごかったですね。
1時間10分のところ、20分で降りてきました。
で、思ったよりも早く登山口に帰ってきて、余裕でバスの時間に間に合いましたが、逆に待たないといけなくて、そんなに脚も疲れてなかったから、走って駅まで行くかーと、走る事に。
ずーっと下りだったので、暑かったけど何とかなりました。
駅近辺のコンビニで、ガリ×2君を補給。美味い♪
そんなこんなで、無事駅まで帰ってきましたとさ。
めでたし、めでたし☆
タクシーの運転手さんのご好意で、登れた100名山でした。
女の子でよかったー♪
体力さえあれば、麓までランで登山ってのもできるんだなーと思いました。
あんまりやりたくないけれど、意外といい練習にはなると思います。