Al Kazartの雑記帳

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Nov 19, 2005
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ちょっと前にネットを中心に話題になっていた本です。
なにやら日本を言いなりにするアメリカの恐るべき陰謀が暴かれているとかいないとか。
なんで今更そんな本を? と思われるかもしれません。

……私自身もそう思う。(ぉぃ

でも今日、仕事帰りに本屋で見かけたんだもんw
や、結局買いませんでしたけどね。

でも以前、 ぼたんの花さん が取り上げていたのを思い出して建築基準法に関するところをちょっと読んでみました。


大震災のよる被害の大きさが日本の建築基準を半世紀ぶりに変更する原動力になったのだなと、私は想像した。

ところが建築審議会の答申書を読んでみると、なんだか様子が変なのだ。
答申書には「新しい性能基準は 必要最低限のものとする必要がある」と書かれているのである。

これは「最大限」のマチガイではと私は目を疑った。

現物を持っていないので某所からの孫引きだが確かにこんな内容でした。


ちなみにこの建築審議会の答申は こちら で読めます。

そしてこの答申に基づいて改正された建築基準法なのですが、その第1条を見てみましょう。
建築基準法
第一条

 この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。

ぼたんの花さんのとこでもコメントしましたが、労働基準法と合わせて読むと「最低の基準」の意味が良くわかるでしょう。
労働基準法
第一条

 労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。
 2 この法律で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。

これでお分かりとは思いますが、「最低の基準」とは これを下回ってはならない という基準であって、全てをそれに合わせろという意味ではありません。

建築基準法に関してとてもわかりやすく解説されているページを見つけました。

株式会社 砂野設計事務所


さて、「拒否できない日本」の著者・関岡英之氏はここをを激しく勘違いしてしまったわけです。
そしてこの勘違いから「裏にはアメリカの陰謀が」とこれまた激しく妄想を膨らませるようですね。(いや、ちょっとしか読んでないんで)
そしてこの関岡氏の勘違い→妄想コンボをモロに信じてしまったのがぼたんの花さんだったと。


だいたい普通「最大限」だったら「最大をここまでとする」という基準であって下はどこまでも手抜きできることになってしまうし、もし関岡氏の勘違いどおり全ての建物に「最大限」を要求したら 家を建てられる人さえいなくなる ってことくらい、ちょっと考えればわかりそうなもんですが。

とりあえず、ブックオフの105円コーナーで見かけたら買おうと思います。



(修正)
「これ以下にしてはならない」→「これを下回ってはならない」





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Last updated  Nov 20, 2005 08:01:50 PM
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