R わたしのブログ 徒然日記 山歩き

2015.05.17
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カテゴリ: 山行報告
 今年は残雪が多いとも言われながら、4月に入ってからの高温続きの天気で急激な雪解けが進んだという印象が強い。地域性があるにせよ尾根筋の残雪は連休までにほとんど消えてしまったが、谷筋の残雪はまだまだ豊富なところも多い。山の記録がすぐにアップされることによって、情報の入手のしやすさは格段に向上している。近年どこに行っても単独者が目立つようになったのも情報が得易くなったことが一因であろう。ヨーロッパでも事情は変わらない。モンテローザでSNSに自分の写真をアップするので撮ってくれと頼まれ、何枚も写真を撮影させられた。いい写真をすぐにアップするのだと言う。

 十数年ぶりに針ノ木雪渓を訪問した。無料駐車場は満杯、多くがスキーやボードが目的の登山者である。近年、連休を過ぎても好天の土日は雪を求めて入山する人が多い。こちらも、以前は5月の連休で雪山は終了していたが、最近は6月初めまで雪を狙うことが多くなった。

 17日早朝、無料駐車場から登山開始。バスターミナル横の登山道をしばらく歩き堰堤下のところから残雪に残されたトレースを追いかける。最上部の堰堤を越えると針ノ木雪渓が一面に広がっていた。多くの登山者が集まっていたが、彼らは大沢小屋にテントを設営して雪訓や講習会を行っているグループであった。雪が安定してきたのでシール登高に切り替える。雪面上には落石などが点在しているが許容範囲。

 ヤマクボ沢との出会いでどちらにルートを取るか迷ったが、斜面状況と針ノ木峠から頂上までのルートは以前トレースしているのでマヤクボ沢にルートを取ることにする。早い目にシールからつぼ足に切り替えたので難なく中段の台地に出た。ここから再びルート選択を迫られる。そのままマヤクボ沢を詰めてスバリ岳とのコルに出るか、左へトラバースして残雪の斜面を針ノ木岳の稜線まで突き上げるか。多くの先行者はトラバースルートを選択していた。こちらの方は頂上直下まで雪が続いているためである。

 思案後、マヤクボ沢を忠実にトレースすることにした。コルから先の尾根に雪はなく、針ノ木岳まで兼用ブーツで歩いて往復した。歩くとなると兼用ブーツはやっかいものである。インナーをウォーキングシューズに仕様した兼用ブーツはできないものだろうか。

 ところで、山スキー用具は格段に進歩した。山スキーを始めた40年前はワイヤーのジルブレッタに登山靴、シールは紐で結わい着けた。プラスチックの兼用ブーツが発売された後も登山靴にこだわった。理由はバリエーションクライミングと滑降の組み合わせを追究していたためである。剣の源次郎尾根を板を担いで登攀し下降は板を利用する、そのような登山を実践していた。スキーは目的ではなく手段と考えていた。アルピニズム至上主義の時代であったが、間もなくして初めてスキーアルピニズムという言葉を知った。今はレジャーとして広範化している。用具の発達とマスコミが後押しをしている。
  • 02堰堤.JPG 03シール登高.JPG 04ヤマクボ沢.JPG 05針ノ木峠.JPG 06ヤマクボ沢台地.JPG 07ヤマクボ沢最後.JPG 10コルから頂上へ.JPG 13黒部湖と立山.JPG 02コルから滑降02.jpg

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最終更新日  2015.05.29 05:46:14
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