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اَلزَّائِدُ أَخُو ٱ
アッザーイド アフー (ア)ンナーキス
日本語訳もほぼ原文通りです。
زائد (ザーイド)「過剰」は 動詞 زاد (ザーダ)「増やす、増す」の能動分詞ですが「余分な、過剰な」という形容詞としても使われます。
一方、 ناقص
(ナーキス)「不足」は 動詞 نقص
(ナカサ)「減らす、不足する」の能動分詞で「不十分な」という形容詞でも使われます。
أخو أخ (アフ)です。この単語はちょっと変わった変化をします。後ろに名詞が続いて「~の兄弟」という意味になると、主格では أخو (アフー)、対格では أخا (アハー)、属格では أخي (アヒー)という形になります。お父さんを表す أب (アブ)も同様な変化をします。 أبو (アブー)、 أبا (アバー)、 أبي (アビー)と変化します。
更に、「義父」を表す حم (ハム)も( حمو ، حما ، حمي )(ハムー、ハマー、ハミー)と同じような変化をします。
親族関係の単語の中で「父」、「兄弟」、「義父」だけがこのような変化をします。أم (ウンム)「母」、أخت(ウフトゥ)「姉妹」、حماة(ハマー)「義母」は通常の格変化をします。
ナスタアリーク(ペルシア)書体で書いてみました。
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