私はガラスの中に居る
小さな小さな1つの人形。
美しく着飾った着物に似合う、白い肌。
私の自慢の1つね。
小さな顔が私を覗き込む。
思わず微笑んでしまいそうになるけれど、ぐっとこらえて…。
私の隣には、勇ましい旦那様が。
そして、たくさんの美しい音色が私たちの愛を祝福するわ
両脇には、ほんのりと燃える灯(ともしび)が
私の肌を一層美しく魅せるの。
1年に1回だけの、私の幸せな時間。
ねぇ、神様。
私と、彼は
いつになったら結ばれるのですか?
いつになっても中途半端。
だって、私の時間は
1年に1回。
進むことなく、ガラスの中でとまり続ける
1度だけの、幸せな時間
虹の色 2006年04月21日
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