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カテゴリ: 教話

月例祭教話                      平成 18 年10月14日(土)         

1,人間の最も大切なことは性情(気だて・心)の良し悪しである

世の中、話のわからぬ人間だらけ。情緒の潤滑油が乏しいせいで、知性も錆びつき、 円通 ( えんつう ) (理があまねく行き渡る)しない。しがないものは暫く置いて、ちゃんとした指導的な知識人であっても、とんとわけのわからないものが少なくない。

頭の良し悪しというが、 やはり根本的に大切なのは性情の良し悪しである
 我執の無い、よく人と打ち融けあえる性情の人は自然に頭がよく、自分自身知見が立たずとも、賢者の意見を 能く ( よく ) 判断して用いる事柄ができるから、なまじ私見が立つより、もっと頭の良いことにもなる。
 どうせねばならぬかを自ら知る者は上の人、次は、他人の善い勧告を用いる人、最下は、自ら人に忠告するすべも知らず、また人の忠告にも従わない人間である。
 利己的なあなたのような、誤った考えを押し通す、まともな意見もなく、人からの忠告にも逆切れする人間が最悪なのである。


2,信頼関係

『信頼関係』が築けている相手なら、なにを言っても、なにをやっても良い方に解釈してくれます。一方、『信頼関係』が出来ていない相手は、なにを言っても、なにをやっても悪い方にしか解釈しないでしょう。

『信頼関係』があれば、ウソがホントになり、ホントがウソになる。
『この人は私のことをわかってくれている』と思わせ、会話をスムーズに運び、信頼させ、心を開かせる~悪意ある本心を隠して、近づく悪人も多い。相手をよくみて、感じてみる。目に見える外見を観察することもできないのに、どうして目に見えない心を感じてあげられるでしょうか?だからこそ、よく観て話をしてみることです、心を開放させてみるものです。
 いつだって、ひとりの人間として自分を尊重し、向き合ってくれる誰かを私たちは求めているのです。その気持ちをお互いに理解するために、相手のことをよく知り合うことが大切なことです。本心を見極めることに臆病になってはならないのです。


3,事業は徳業なり

事業(仕事)というのは、要するに人である。したがって、本当の事業は、事業でなくて『徳業』(徳をたてる事業。善にすすむ所業)なのだ。
会社の幹部になって事業を経営する人の人格、その気分、思想などが自然に集まって一つの社風というものをつくる。 その時、会社は法人としての別の人格を持つようになる。
経営するものは、これを育て、まっとうな道へ育てていく必要がある。
会社にとってまっとうな道とは、いかに関わる人達を幸せにするかである
~顧客、従業員、かかわる地域の人達等を幸せに。

4,カンケーない

自分が他人の目にどう映っているのかを知るためにも、友人をもっと知ればよいのにと思われるのだが、彼らは確かに心理的距離をおく傾向があり、概して相手をよく知ろうとしない。コミニケーションするのが苦手なこともあるが、親密な関係を持つことが面倒で煩わしく感じているからなのかもしれない。
従って、友人たちがいかに素晴らしいものを持っていたとしても気がつかずに終わってしまうことが多い。彼らの関心はあくまでも自分にある。
 自分を友人がどう見ているかという観点で、友人を意識しているのである。自分が友人をどう見るかということにはさしたる関心もない。
相手を詳しく知って自分の参考にしようという志向も弱い。 さらに見知らぬ人たちには、冷淡で無関心である。すぐに『カンケーないょ』という言葉を発する。
会って言葉を交した相手でも、仲間でなく、相手へのマナーや約束はまったく無意味で、相手が困るかどうかまったくカンケーないと考えている。単なる利己的な、自分さえ都合良ければいい人なのである。なぜ、身近に友人がいるときまで、わざわざ携帯で他の人たちと連絡をとりあわなければならないのか。
『自分は自分、他人は他人。』としかみれない人は、自分にカンケーがある人の数も狭め、減らしていくのである。いつまでも大人にならないでいい世の中、自己中心的な生き方しかできない人から、相手を思いやれる人として、人と人との関わりを深めて、生きていく事が肝要である。                      06012





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Last updated  2006.10.14 09:07:35
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