金光教(こんこうきょう) 荻窪教会(おぎくぼきょうかい )

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カテゴリ: 教話

      平成21年12月23日(祝)09144      金光教荻窪教会 教会長 

1、国語力(聴く耳)

 理解し伝え、影響を与える。
 コミュニケーション不足だというが、言葉の意味や真意や誠意が伝わらなくなっているのかもしれない。
 断層が拡がり、新人類に宇宙人に...草食系に肉食系まであらゆる価値観の人に伝わる言葉はない。
 全身全霊を込めて伝えても、耳も眼も五感すら麻痺して、見たいものしか見えず聞きたいことしか聞かない。
 拒絶の世界であり、唯一のつながりは、モノや金だったらしい。
 自己陶酔の世界に居て、自分だけが悲劇主人公だと勘違いしている限り、その世界からは抜け出したくないのである。
 勘違いがはなはなだしいのである。世界は自分だけのためにあるわけではない。
尊大な態度に気がつくまでは、暫しジェットコースターに酔いしれるのだ。
...素直な気持ちや謙虚な気持ちを持つまでは。

2、潜在意識

 みんながいっていたから・・・とか。そういうことらしいから・・・。
と言うことが、潜在意識を作り出している。
 お金がないと幸せにはなれないとか、勝ったもの勝ちとか。
いい学校出ていい会社にはいらないと幸せにはなれないとか。日柄方角もそうです。

 誰が言ったかわからないけど、根拠もなく信じ込んでいることがたくさんあります
 「誰」とか「みんな」とか言う人はどこにもいないんです。
存在しないんです。
 しかし
 そういうことに囚われて生きている人が多い。
 自分で自分の行動を縛り、がんじがらめに動けないようにして生きているので窮屈でしょうがないのです。
 なぜ?こんなことはどうして思わなきゃならないのかをもう一度考えてみることです。

3、現代人は死なないと思っている

 今、日本で生きている大概の人は、死なないと思っている。
若者は病気も少ないし怪我もあまりしない。赤ちゃんも余程のことがない限り健康に育つ。
身近には年寄りもいない。
 近くには同世代かせいぜい10~20才しか違わない人しかばかり。
 生まれてきてから死に出会うことが少ない。せいぜい離れて住んでいる年寄りは病院でなくなり簡素な儀礼もしない傾向に向かっている。
 むしろ直行コース(病院→火葬場→墓地)に、敬虔な気持ちより邪魔にされ廃棄物扱いされる昨今に憤りを感じる世代は減ってきているようだ。

 死は身近にはない。自分は死なないと思い、死のイメージはない。
それより自分を産み出した祖先をすべて消し去りたいらしい。ルーツは不要、遺産だけあればよい。
 利己的な自分さえよければかまわない利己的な気持ちがはっきり表れている。

それを見てきた子供達は、自分の親を見本にし、当たり前のように更なる仕打ちの無限連鎖に向かうのだ。

過去を残したい一族は繁栄しても、過去を消したい一族は子孫に消され滅びる。
歴史は繰り返し、時間とともに価値観は変わり、自己中一族は滅び、また新たに自己中一族が成り上がる。

大切なものは何かを掴まなければ、所詮は時代の成金にしかなれない。金やモノだけに囚われていてはつまらないことに早く気がつくことだ。これからでも間に合う。まだまだ間に合う。


あなたの一番大切なものはなんですか。






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Last updated  2009.12.24 13:42:28
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