2日の日曜日のこと。
月に1度の華道師範の研究会があった。
体調の悪い妊婦であることを理由に、主人に甘えて成城まで車で送ってもらった
もちろん息子も一緒に。
車はパーキングに入れて、私が研究会に出ている間主人と息子は電車に乗って、新宿のビックカメラまでお買い物に行くことになった。
私と離れて大丈夫か、ママっ子の息子が気がかりで仕方なかった。
研究会が終わり主人にメールしたら、「もうすぐ成城に着くよ」と返事が来たので、改札で待つことにした。
息子と主人の乗っている準急が着いたと、掲示板に出たので改札の前まで行って待った。
すると、アンパンマンリュックを背負って、手にしっかり切符を持ち、チョコチョコ歩いて来る息子が見えた。可愛い~
(何故か?でっかい主人より、ちっこい息子が目に入る私
「気がつかないかなぁ~」と思ってまん前で待っていると
「あっママだ!ママ~!」
私に駆け寄りたいけれど、切符がなかなか入らなくてパパに助けてもらい、やっとの思い出私の腕の中に飛び込んできた息子のぴろすけがものすごーくいとおしかった
その日の夜のこと。
ぴろすけが寝る時間になった。
1人で寝てくれることが多くなったけど、今日は寝るまで添い寝をしてあげることにした。
するとキュキュっと息子が寄り添ってきて耳元でささやいた。
「今日ね、ママをみつけてホッとしたの」
とってもとっても小さな声で言った。
私と離れてパパとお買い物に行って、やはり心細かったのだ。
心細い思いをさせて悪かったと言う思い、可愛くていとおしくて涙が出そうなほど嬉しい思いに、
「そうだったの・・・」
それ以上何も言えずに息子をぎゅっと抱きしめた。
部屋は暗くしてあったが、外のかすかな明かりで嬉しそうな息子の笑顔が見えた。
安心したせいか、息子はすぐに寝息をたてていた。
可愛い、いとおしい寝顔。
ちいさな息子に大きなしあわせをもらった。
ありがとう。
パリの極上を味わっていた! 2006年04月16日 コメント(6)
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