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2009年01月18日
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テーマ: †黒執事†(572)
カテゴリ: 「黒執事」小説
 BLの苦手な方は読まないでください。

 あくまで、二次創作ですので苦情は一切受け付けません。

 何卒、ご容赦くださいませ。

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 部屋の外にはフィニ、メイリン、バルドの3人がいた。

 庭に出るまでもなく、見られてしまった。

 「きゃあああ~可愛いですだぁ~」

 「ホント可愛い子猫ちゃんだね。」

 「この猫、拾ってきたのか?なんて名前だ?」

 僕は3人が口々に言う言葉を理解できなかった。

 だが、次の瞬間、僕は完全に猫になっていることに気がついた。

 セバスチャンは僕を軽々と抱きかかえ、僕に頬ずりして、言った。

 「シエル坊ちゃんですよ。猫になってしまわれたのです。

 これからは皆さん、猫にお使えするのです。きっと、毎日が今まで

 以上に楽しいですよ。見てください。この肉球を。」



 「わぁ~僕にも触らせて~」

 「私にもさせてくださいですだぁ~」

 「俺にもやらせろよ。」

 3人がよってたかって僕の肉球をぷにぷに押し始めた。

 「いやだぁ~やめてくれ~」



 「坊ちゃん、お目覚めの時間ですよ。」

 セバスチャンが部屋の窓のカーテンを開けると、眩しい朝の陽ざし

 が差し込んで、僕は再び目を覚ました。

 「うなされておいでのようでしたが、どうかなさいましたか?」

 「いや、なんでもない。」

 僕は夢だったのかとほっとした。人間が猫化するわけがない。

 「本日の朝食はポーチドサーモンとミントサラダとスコーンをご用意

 致しました。」

 「紅茶はセイロンか。」

 僕はウェッジウッドのティーカップに注がれた紅茶に口をつけて、

 何気なく部屋のドアの方へ目をやると、首輪が床に落ちていた。

 僕は驚きのあまり凝固した。頭が真っ白になった。

 「申し訳ありません。首輪を一つ片付けるのを忘れておりました。」

 セバスチャンはクスッと笑って、僕に手鏡を差し出し、こう言った。

 「ご心配には及びません。すべては元通りに致しました。

 ファントムハイヴ家の執事たる者これくらい出来なくてどうします?

 あくまで、執事ですから。」

 セバスチャンは僕にニッコリと微笑んだ。

                             (完)


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最終更新日  2009年02月11日 00時26分46秒
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