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酒井俊、伊藤志宏、瀬尾高志『荒野の博覧会』北海道ツアーも折り返し。札幌くう、伊達チロル、東川叢舎(くさむらや)と三箇所やり終えた。 爽やかな風が吹くいい天気の北海道。ちょっと海に寄ったり、散歩したりと各々満喫。今日やっと天気が崩れて雷雨の札幌。 三会場とも集まる人達の雰囲気や反応が違っていて面白いなーって思う。毎日変化していく北海道ツアー。俊さんは歌もMCも最後まで半端ない。新曲は魂を鷲掴みにされる。これから来る方楽しみにしていて! グランドだったりアップライトだったりその日のピアノの最良な音を引き出す志宏さん。めっちゃくちゃ凄いピアニスト!即興デュオをやり続けて8年。テレパシーが通じたり、奇跡が起こる時の快感は堪らない! 初日は札幌くう。今年で19周年だそう。俊さんは開店記念ライブで歌ってている。俺もまだ学生だったけどテナーサックスの今津雅仁さんと一緒に出演した。今もこうしてくうで演奏出来ることがとても嬉しい。 2日目は北の湘南こと伊達のチロル。伊達や室蘭は昔からライブが盛んで、俊さんは渋谷毅さん達とよく来ていたそうだ。その時主催などもしていたお蕎麦屋さんの大徳さんが久々に来てくれた。ライブ後感動の再会に涙。室蘭や倶知安、函館からもお客さんが来てくれて、こうやって数年に一度でも会えてライブ後話せるのが嬉しい。チロルに集まる音楽仲間がPAをやってくれて、近況を聞けるのも楽しい。各地でそこにしかないような面白い音楽が生まれたら楽しいのにな。 昨日は東川の叢舎。ここには13年前にコントラバスの齋藤徹さんのソロを観に来た。その後、板橋文夫さんや俊さんと何度か来させてもらっている。 ライブは齋藤徹さんの曲から始まった。街という曲。徹さんを初めて聴いたとき、井野信義さんと弾いていた。俊さんの唄は緩急豊かに、知らないけど知ってるようなどこかの街へと連れて行ってくれる。徹さんはテオ・アンゲロプロスが大好きだった。俊さんの歌詞は旅芸人が出てきたり、ぴったりの唄。聴いて欲しいなぁ。徹さんに。聴いてたかなぁ。 林栄一さんの回想やナーダム、ルチオダッラのカルーソーなど、俊さんの作詞と表現の仕方は本当に凄いと思う。 今日は札幌に戻ってオフ。明日から岩見沢、三石と周って、再び札幌で千秋楽。もう、マジで!すんごい事になってるので、是非聴いてほしいです。
2019.07.12
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5/14土板橋文夫FIT!3rdアルバム『みるくゆ』発売記念 北海道ツアー 東川町 叢舎(くさむらや)板橋文夫FIT![板橋文夫pf 瀬尾高志cb 竹村一哲ds]+類家心平tp,纐纈雅代as,レオナtap danceみるくゆ幕 制作 木工駄々 岡崎功木工駄々の岡崎さん手作りのみるくゆ幕素晴らしいです!沖縄の辺野古の部分が黄色くマークされてます。この幕はこの後の北海道ツアーで使わせて貰いました!この日は酸欠ギリギリの大入り満員有り難うございました。おぎの餅店さんから、結婚祝いのお餅頂きました。デメテルの夢子さんからはケーキ。お客さんから花束も。皆さん有り難うございました!
2016.05.22
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今日はウッドベース奏者に関係することを書こう。誰もが試行錯誤する『ピックアップ』について今日初めてFISHMANの『FULL CIRCLE』というピックアップを試してみた。アジャスター式のピックアップなので取り付けてもらわなければいけない。(自分でもできるかもしれないが多分難しいし微妙)FISHMAN FULL CIRCLEを見る市販のアジャスター付の駒は、少し粗雑な感があるので、職人さんに作ってもらった。ついでに魂柱や指板の調整もしたので、前より楽器は鳴るようになった。アジャスターをつけることで音が鳴らなくなるのかと心配したんだけど、そんなに大きな変化はなかったなぁ。(でも、この駒でアジャスターがないともっといい音がするんだろう。駒はいいのを使いましょう。)音は、ピチカートもアルコもバランスよく鳴ってくれる。かなり大きな音を出してもいいと思う。自然に音を増幅してくれる感じで、かなりいいんじゃないだろうか。もっと使ってみるといろいろ見えてくるだろう。今まで使っていたのはUNDERWOOD(通称ウッディー)。ウッドベースのピックアップの定番。これは、駒の振動を拾うピエゾ式というやつ。さすが定番なので使い勝手は良いと思う。ただ、個性のない音に陥りがち。低音域、高音域両方ともにカットし、おいしい所だけ抜き出すという感じ。音量を上げるとウッドらしさが消え、固い音になってしまう。駒への挟み方で音が変化するのも特徴。例えば、片方だけ挟むというのも面白い。なぜか低音が強調されたりする。一時期、ウッディーの硬質感を緩和するのに、小型のマイクをスポンジで巻いてf字孔に突っ込み、低音情報の多い柔らかな音をミックスして使っていたこともあった。なんだか面倒くさくなってやめたけど。あんまり良くなかったかなぁ。最近だと、リアリストという駒の下(ボディと駒の間)に挟み込むタイプのピックアップが流行ってきてるけど、このタイプのはボディの振動を拾うので低音情報が多い。何回か使用したことがあるけど、モコモコとして音の輪郭がはっきりしない感じがあった。大きい音量が必要なときはかなり辛いだろう。(初期のリアリストからは改善されているらしい)ただ、アルコもピチカートも使えるという点はいいだろう。弦をダダリオのヘリコアみたいな立ち上がりの良い弦を使うといいんじゃないかな。俺自身あまり使っていないから良くわからないのだが。リアリストは、ウッディーかFishmanのBP100(弦の乗っている駒の隙間二箇所から拾うタイプ。これも定番)、WILSON(各弦の下あたりの駒に穴を空けて取り付けるもの)なんかとブレンドするといいと思う。俺の見た人は、ウィルソンとリアリストを混ぜていたと思う。その人のアンプはSCHERLTERのアンプだった。初めて見たなぁ。小さいのにパワーがあって理想的。Applied Microphone Technology (AMT)のベースに取り付けるマイクはミュージシャンの信頼が高いみたいです。かなり高価ですが。SHADOWというメーカーのピックアップは、ほとんどウッディと同じと、ライブに来ていたベース弾きの方から聞きました。ピックアップは、他にもたくさんあるので、みなさんが使ってみての情報を教えてください。使ってみないとわからないこととか、合う合わないってあるんですが、情報が少ないのも事実です。俺は最近このサイトからピックアップや弦を買っています。けっこう早い対応でいいです。しかもかなり安い!!Lemur Music
2004.07.06
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コントラバス弾きならだれでもわかると思うのですが、「どうやってそんな大きいの持ってきたの?」とか「重いのに大変ね」と言われます。1月に1回は必ず聞くフレーズです。(それはいくら?とか高いの?とかいう下世話な質問はやめてほしいですね。)重さは…あまり正確には測ったことがないのですが、ケースに入れていたら20kgくらいになるのかなぁ。俺の楽器はコントラバスの中でもかなり重いほうだと思います。高さは1m90cmもあります。自分よりずいぶん背が高い!運ぶのは、たいていの場合は車で運びます。「大きい車じゃないと無理じゃない?」と言われますが、これがまたタクシーなんかでも乗れてしまうんですよ。ここで、「コントラバスをタクシーに乗せる技」講座(瀬尾編)まず、助手席と運転席ともに倒してもらいます。そして助手席側のドアから頭から入れて、ちゃんと入ったことを確認したら、運転手席を起こします。助手席もベースが天井に当たらない程度に起こします。自分は運転手席の後ろに座ります。体格にもよりますが、あと2人くらい乗ることが可能です。自分は、頭から突っ込む方法を取っていますが、エンドピン側から突っ込んで、シートベルトをかけた状態にして、座席を起こすという方法もあるようです。重要なことですが、タクシーを呼ぶ際に「座席が両方(最低でも助手席だけでも)リクライニングできますか?」と聞くことですね。コントラバスという楽器を乗せたいとも言ったほうがいいと思います。しかし!ここでまた問題が。それは旅で滋賀に行った時。駅から降りてタクシーが並んでいた。タクシーに乗せようとしたら、「汚いからダメ」と断られ、その後、他のタクシーにも立て続けに断られたのだ。このように、理不尽な理由(コントラバスはそんなに汚いのか?それはほかのカバンなどと同様なくらいの汚れだと思う)で断られる場合があるので要注意です。札幌で断られたことはまだないなぁ。こんなタクシーでの乗車拒否をしゃべりながら弾く作品もある。フランスの女性ベーシスト・ジョエル・レアンドルが作曲した、その名もずばり「TAXI」。それから更に影響を受けたかパロディしたか溝入敬三さんも、弾き語りアルバム「猫に小判」で「むなしい人間の努力の唄」という題で(曲はマック・ザ・ナイフ)コントラバス奏者の悲哀を歌っている。コントラバス弾きなら『あるある!』と思える笑える(笑えない…)曲。俺は背が低いので楽器を運ぶのが大変です。そういうわけで、少し長く歩くときは、エンドピンをはずしてホイールをつけてゴロゴロ転がしながら歩いています。これで随分楽です。頑張って持って歩いている人は是非試してほしいですね。自分は『ONYX Bass Wheel』というのを使っています。アメリカのLEMUR MUSICで買うと75ドルでした。自分のエンドピンの直径を測って注文してください。でも、このコロコロにも問題点があります。ふらふらと安定しなかったり、すぐ鉄の部分や接続部が曲がってしまんですよね。そこを改善した2か所留めのホイールなども売っているみたいです。最近発見していいかもなぁと思っているのが、「Bass buggie」というもの。アメリカのKC Strings(http://www.kcstrings.com/bass-buggie.html)で110ドルで売ってるみたいです。このリンクから見てみると映像も見れるので、興味がある人はチェックしてみてください。ボディへの振動とかはどうなのかなぁ。たぶん結構大丈夫じゃないかなぁと思うんだけど。あ!北海道の場合は雪があったりするから無理かなぁ。どうだろう。海外での通販での送料は、30から60ドルくらいだと思います。毎日持ち歩く人は、運んだりするのにも気を使いますよね。身体の為にも、運搬法は楽して安全なものを見つけていくといいなと思います。俺は、長く持ち歩くと、肩のところに赤いあざがすぐできます。よく自転車で運んでいる人がいるけど、よくやるなぁと関心します。慣れると案外大丈夫みたいですが、俺は怖いなぁ。もしもの時は悲惨だよなぁ。北大のJAZZ研では女性でも、自転車で運んでいましたね。みんなたくましい!ちなみに、地下鉄や電車、新幹線は、追加料金は取られないですよ。超満員電車以外は結構乗れます。飛行機は3人から無料。2人でも結構無料でいける。同乗者は誰でもいいんですよ。(だから一人でも頑張って!これ以上は言えません)同じ便なら一緒にチケットを買う必要はないはずです。前もって、コントラバスのケースを飛行機会社に予約してください。JAL,ANAはケースを持っていて、AIR DOはANAから借りています。予約の際は、楽器の大きさを伝えてください。旅とかすると不安で、こういうことをネットで検索したなぁと思い、ずらずらと書いてしまいました。コントラバス弾き以外にはあまり参考にもならない話でした。演奏と匹敵するくらい、移動が大変です。みんな共演者にベーシストがいたら優しくしてあげてください。旅で、ベース運搬中に優しく声をかけてくれたり、荷物を運ぶのを手伝ってくれた綺麗なお姉さん(大阪で出会った人は本当にすごく美人だった!)、そういう優しさは忘れないです。これは、ベーシストだけでなくて、身体に障害のある人も同じように苦労していることだと思います。バリアフリーとか身近に問題はたくさんありますね。
2008.03.01
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今年も、札幌シティジャズというイベントがあり、各地で「札幌はジャズが盛んですね」とか言われたりするんだけど、それは違うと思う…。出演している人達は、ほぼ札幌の人と関係ないもの。札幌シティジャズ 公式サイトhttp://www.sapporocityjazz.jp/プロデューサーのインタビューhttp://www.ezocafe.com/archives/000012.htmlホワイトロックと呼ばれるミュージックテントは音の響きがめちゃくちゃで、とても演奏に適していません。音に少しでも理解のある方ならお分かりになると思います。耳を開いて聴いてみて下さい。そして、音に関係のない映像などは全く必要ではないのです。札幌シティジャズと言うのならば、札幌でジャズのライブをやっているお店やジャズ喫茶へ目を向けてもらいたいです。昔からジャズに心血を注ぎこんでやってきたお店がたくさんあるんです。そこでは良質な音環境で演奏に触れ合うことが出来ます。札幌のミュージシャンの質が低いなんて思いません。全国色々な場所で演奏しているけど、札幌はとても真剣に切磋琢磨している人間が多いと思うし、視野が広い人く可能性に富んだ土地だと思ってます。だから、ライブハウスに足を向けてほしいと心から願っています。聴いてみて判断してもらって結構です。ライブに行き、そこで生まれる音を聴いてみてください。俺は自分の人生すべてを捧げて奏でている音楽がBGM扱いされることには、到底我慢が出来ないのです。札幌シティジャズのプロデューサーである山内さんはweb上で語っています。「要するに、言い方は乱暴なんですが、BGM的な音楽。何をやってもジャマにならない音楽というか、もっと言っちゃえば主役にはならないけれど、名脇役みたいな音楽だし、とってもフレンドリーなものだと僕は思っています。空気と一緒になれる音楽みたいに。なので、JAZZはちょっとっていう人も、本当は日常生活やテレビの場面、そして街のお店などで、もの凄くJAZZに接しているんだけど、音楽側が私はJAZZていう音楽ですって自己紹介しないだけなんです。」このようなジャズ感ってジャズを嫌いな方が持つのかなぁと俺は思います。山内さんや札幌シティジャズのスタッフの方たちが思うジャズもあるのかもしれませんね。全く共感できません。嫌いなら関わるな!!と言いたいですね。
2012.06.18
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6/24 10:30くらい 食器を洗っていたら、ガラスのコップの中にぐい呑がハマって張り付いてしまった。色々と試行錯誤して取ろうとするが取れなくて、探偵ナイトスクープに連絡しようと思ったが、まずはフェイスブックで呼びかけた。 「ガラスのコップのなかにぐい呑がハマって張り付いちゃったのですが、この状況を解決できる策はありませんか? 二つとも破壊しないで取り出したいです。」 沢山のコメントが来た。それを参考にして、洗剤で摩擦を無くしつつ湯で暖めてみた。 効果無し。ガーン! イギリスからユミ ハラさんがコメントをくれた。 「ぐい吞みに氷水を入れた状態でグラスをお湯につける それぞれがそれぞれの温度になった時点でさかさまにして とんっとする」これだ!! お湯ではなく、外側のコップをドライヤーで暖めて、内側のぐい呑に氷水を入れて冷やして、良き時に水を捨てて、逆さまにして、とん!! 取れたー!!!ユミ ハラさん、みなさん有難うございました!45分で解決!! 16時19分。 妻レオナのフェイスブックへの投稿 「皆さん、この人はまたハメてますよ。。 信じられません。」 我ながら自分が信じられないです。また食器を洗っていたら同じ事になってしまった。よっぽど相性がいいんだなぁ。 でも、二度目はとても手際よく取ることが出来ました。
2018.06.24
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板橋文夫TRIOツアー二日目は仙台の老舗JAZZクラブKABOだ。もう40年以上も仙台でやっているお店。札幌でいえば狸小路みたいなアーケードから、ひょいっと入った物凄い雰囲気の露地にある。もうこのロケーションからしてただならぬ感じだ。店内10人入れば満杯ってくらいの狭いお店。こういう場所が大好きな俺としては、テンションがあがってしまう。地元のジャズ研の学生や、素敵なシンガー、ちょっとやばそうなジャズ好きなオヤジまで、スーパー近くで聴いてる。それにしても、ジャズ好きのあぶないおやじってどこにでもいるんだなぁ。札幌にもね。ほら。タンクトップ姿のあの人とか。治安悪いけど、すっげえ音楽が好きな。そういう人が支えているお店っていいんだなぁ。高校時代の吹奏楽部で2つ上のコントラバスの先輩も来てくれた!もうすっかり仙台人。なまっていて何言ってるのかよくわからなかった。だっちゃね~。とか。俺の汗がぶちかかるくらい近くで聴いていた。存分に楽しんでくれたみたいでよかった!ライブ前には、札幌の戦友でもあるドラムの一哲と、仙台名物牛タン屋へ。普段食べてる薄いやつじゃなくて、肉厚の牛タンに二人でなまら美味いを連発。牛タンパワーでライブも盛り上がった!ライブの後は、板橋さんにピアノを聴いてもらいたいと学生のピアノの方が演奏してくれたり、翌日の角田市のライブまで来てくれたシンガーの渋谷裕子さんが歌ってくれたりと打ち上げまで熱い仙台!ママさんの心のこもった料理も超美味しかった!写真は、お店の前で一哲と。なんとこの路地みたいな場所に2階があります。大きな建物の内部が路地みたいになってるのかな。カーボでみんなと。
2009.10.01
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