吉村のりこ PASTELMONO

吉村のりこ PASTELMONO

December 20, 2003
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 この田舎に暮してからほぼ10年たつが、1番の理由は都内は不動産が高すぎるからだったが。(笑)本当の私は都会が大好き、綺麗なお店が大好き。(だから仕事をしても楽しいのだ)休日に出かけたいのは自然の中ではなく、建物がたくさんあるところ、である。これは今でもそう。とはいえ、広い公園にでかけていって、自然の風の中でのんびりするのも好き。

 そういう私にとってこの地は、はからずも、地理的には都心にも近い田舎で、理想的な場所だったようだ。キティラの毎日の保育園送迎の道中には一軒の店もない。家が少しと畑と川と雑木林と大きな空がある。

 朝はこちらも急いでいるのでそうでもないが、お迎えの時にはのんびり回りを見回す余裕もできる。今はちょうど日が向こうの雑木林に落ちるところで、空が下から、茜、紫、青、群青と綺麗にグラデーションになり、そこに白い星がたくさんまたたいている。
 月はあるときは頼りない丸だったり、細い舟だったりして、その空に泳ぐ。

 昔見た童話の挿し絵のような幻想的な風景である。人間の描くどんな優れた絵にも負けない。掛け値なしの名画である。

 こういう風景をどこかに出かけることなく、家の近くで見れるというのはすごく贅沢で幸せなことだと嬉しい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  December 23, 2003 12:11:09 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: