吉村のりこ PASTELMONO

吉村のりこ PASTELMONO

January 23, 2004
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 同じく浅田次郎作品である。またも、浅田マジック(勝手に命名)を楽しませてもらう。言葉が悪いが「またやられた」という感じ。(笑)

 今でも憶えている小中学校時代。国語で詩を書く授業で、私は詩の途中で「…もしも、私が魔法使いだったら、○○をする」というような言葉を織り込んだ。

 すると先生から注意が。「魔法使いという発想を使って書くのは止めましょう」と。今でもシツコク憶えているのである。^^;)というのも、それ以来、大人が書くモノに「魔法使い」が出てきてはいけない、と思うようになった。確かに「魔法使い」が出てくると全てがうまく解決してしまう。それはずるいのか???「魔法使い」が出てくるのは、幼児向けのファンタジーにだけ許されるものだ、と。

 それ以来、私が書くモノは本当にありそうなことばかり。嘘っぽいものは、童話として書くようになってしまった。それもホンモノが少しでも混じりそうになると落ち着かなくなり、嘘っぽさを全体に塗りこめないと気が済まない。

 ところが、この作品は「魔法使い」こそ出てこないが、同じような禁じ手に感じてしまう。ファンタジーかもしれないが、少なくとも幼児向けではない、大人向けである。しかも面白い。うーん、ずるーい!と身もだえしてしまう。(笑)





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Last updated  January 24, 2004 10:59:13 AM


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