醤油ラーメンとカツ丼

醤油ラーメンとカツ丼

2009.01.15
XML
カテゴリ: 雑記帖
1月13日
といふ言葉を引きました。

それで思ひ出したのがウォルト・ホイットマンの詩の一節でした。

「仲間よ、これは本なんてものぢやない、これに触れるものは
 人間に触れるのだ」



日本でホイットマンを最初に紹介した人は誰か。
木村毅の『比較文学新視界』に書いてあつた。

夏目漱石の
「文壇に於ける平等主義の代表者Walt Whitmanの詩について」
が明治25年。

高山樗牛の

が明治31年5月。

内村鑑三の「檪林集」のホイットマン論
が明治42年。

といふことは漱石が一番早いのかと思つたら、
坪内逍遥の「比照文学」と題した講義の筆記に
おるとふいっとまん が云ヘルガ如ク」
といふところがあるのだといふ。
そしてこの講義は少なくとも明治23年以前なのださうだ。

といふことは逍遥が一番早いやうだ。


ぼくはホイットマンの『草の葉』をよく読んだ。(日本語訳で)

「わたし自身の歌」とか。
「わたし自身の歌」はものすごく長い詩で52章まであるのです。
その中の一節。

「一つを欠けば二つとも欠くのだ、そして見えないものは
 見えるものによって証拠立てられる、
 やがてそのものは見えないものになって順送りに確証を
 受け取る。」











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.01.15 20:36:00
コメント(2) | コメントを書く
[雑記帖] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Category

カテゴリ未分類

(0)

雑記帖

(343)

言葉

(144)

音楽

(84)

スポーツ

(141)

その他

(50)

Calendar

Profile

黄色い雨

黄色い雨

Archives

2024.12
2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: