石垣島 碧海工房だより

石垣島 碧海工房だより

2010年08月23日
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沖縄県内は旧盆にあたっています。

仏壇のある家庭では
沖縄独特のお供えをして
ご先祖様を迎えます。

アンガマというのは
石垣島市街地の登野城地区の伝統行事。

あの世からの使者であるおじい(ンシュマイ)とおばあ(ンミー)が
お供の子供たち(ファーマー)を引き連れて

仏壇の前で歌と踊りを披露したり、
トンチ問答のようなやりとりを客と繰り広げたり…。

演じるのは、青年会のメンバー。
最近は、登野城以外の地区の青年会も頑張っていて
数カ所の団体がアンガマを行っています。

そんなアンガマ一行が
今年は初めて工房の近所の公民館にやってきました!

こんな遠くまで来るのは珍しいので
夕方、店をちょっと閉めて見に行ってみました。

公民館には会議テーブルとホワイトボード前に
即席の仏壇が作られ


その前で独特の面をつけてクバ扇を持って踊る、
紺の着物がおじいちゃん
白の着物がおばあちゃん。

派手な花笠をかぶり
てぬぐいで顔を隠しているのがお供たち。(あの世の者だから顔を見せてはいけないらしい)

交代交代で踊りを披露する人たちで構成されてます。
まあ
言ってみれば
バンドマンとダンサーですね(^^;)

踊りの合間に
見物人の子供からンシュマイに質問が投げられました。
「なんで歯が三本しかないの~?」
それに切り返すンシュマイは
「戦争で、子供たちや孫たちを守るためによー
爆弾をみんな食べたがら歯がなくなった。
だけどよー歯医者で三本だけ入れてもらった!」

そのほかにも
「仏壇にあげる線香は蚊取り線香でもいいのかー?」
なんていう質問が投げられ
ンシュマイ役さん、切り返しに窮してたりして
なかなかかわいかった。
最後はキッチリ笑いを取ってオチをつけられてましたー。

この役は、機転のきく、口のうまい人でないと務まりませんね。

普通は夜やる行事なのに
遠方だからか
みなさん、太陽があるうちからの出勤で暑そうでした。
お疲れ様!

夜の市街地に出たら
太鼓と三線と独特の歌声が響いてて
アンガマの行列が路地を進んで民家に吸い込まれていきました。
暗闇に、いつもより明るくカラフルな民家の灯りがぼーっと光ってて幻想的!

だんだん都会的になっていく島も
豊年祭と旧盆の時だけは
時代がタイムスリップした雰囲気になるなあ…。





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Last updated  2010年08月23日 13時28分08秒 コメントを書く


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