アホアホ夫婦のカタチ

アホアホ夫婦のカタチ

Jan 14, 2006
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カテゴリ: 日常
(昨日の日記の続き)
ばーちゃん『たーちゃん』の『お前もスロットゲームをやれ』という圧力に負け私はお金を両替した。


この両替からたーちゃんの暴走は始まった。


私は渋々また『花火百景』に100円を入れた。。。

演出といえば、リプレイくらい。。。


やはり『無駄』なお金。。。という考えは消えず打つのを辞めた。


隣でたーちゃんは『猛獣王』を打っていた。


全然熱くない。。。


たーちゃんは赤7を毎回狙っていて毎回揃わない事に腹を起てていた。





台に向かいつぶやく。。。
『この台。。。出そうだなぁ。。。』


明らかにゲーム専用で作られたその台の演出は設定1もしくは1以下だし、熱くもなんともない。。。



強烈な激サブ。。。



台向かって呟くたーちゃんの背中は


『100円入れてほしぃ~なぁ…』



淋しそうに訴えている。。。



そんな手に騙されるもんですか!!!



私は知らないフリして近くにあった台を見ていた。


フトたーちゃんを見ると。。。


目が訴えてる。。。








チクショー!



私が握っていた100円玉を渋々入れて上げると、水を得た魚のように、目がキラキラ輝き

『悪いねぇ~☆』と言ってまた嬉しそうに打ち始めた。。


まったく。。。
しゃーないなぁ。。。







しばらくすると『お待ちのあぷさまぁ~』とやる気の無さ全開の若い女(カラオケ店員)が私を呼ぶ。



待ってましたぁぁぁぁ!!
とばかりに笑顔で受付に走る私。。。


マイクとリモコンを受け取り早速部屋へ。


たーちゃんが『歌いなよ!』って言ってくれたので、とりあえずドリカムの曲を入れる。


たーちゃんは
『うまいねぇ~っ!』


と大喜び。


歌で誉められるのはとても嬉しい。


『ほらほらぁ☆
ドンドン入れなよ☆』



私はたーちゃんの世代が大好きな『演歌』を入れた。

オーロラ輝子の『夫婦道』

喜んでいたたーちゃんが固まっていた。


歌い終わり『どうしたんですか?』と聞くと


『あぷうますぎる。。。
すごいねぇ。。。
いいねぇ。。。』



。。。そこまで固まるほどあたしうまいかぁ??



んまぁ。。。
60才近いたーちゃんには若い女の演歌はあまり聞き慣れてない(スナックとかで歌うとか言ってたしなぁ。。。)からかな?って思っていた。



。。。しかしその言葉の意味が1時間後に分かる出来事があった。



私が2曲を歌い終わった後で、たーちゃんが『私は歌わない』と断言していたのに、マイクを握り出した。私にリモコンを私『曲を入れて!』と言う。


そこからたーちゃんのオンパレードスタート。


んまぁーたーちゃんの世代の曲を知らない私はたーちゃんの演歌をずっと聞いていても苦ではなかった。


1時間位して
『酒酒場』を入れて!
と言った。



酒酒場のイントロが流れるとマイクを1本私に渡してきた。


は?


と聞くとたーちゃんが満面の笑みで『一緒に歌うのよ!!』と言ってきた。



私はその曲は知らないから『曲を知らないから私歌えませんよーっ…聞いてますから歌ってくださいな☆』

って言うと『ヒステリー』を起こし始めた。

突然のぶちギレ。

あれには正直ビックリした。


いきなり机をバンバン叩きだし、足をじたばたし、大声で叫ぶ。


『これはデュエット曲なのよー!!
二人で歌わなきゃダメなのよぉ!!
ほら!なにやってんのよ!!
早く歌いなさいよ!!
あぁーもぉーっ!!
字のとぉーりに歌えばいいのよ!!
早く!!早く!!!!』



顔を真っ赤にし、私はマイクや本で殴られるんじゃないかってくらいバンバンと机を叩きヒステリーを起こすたーちゃん。

たーちゃんは高血圧で以前入院していたと本人が言っていた事が脳裏に浮かぶ。。。

その時私の頭の中には『このままだと死んでしまう』という恐怖さえあった。


一度曲を止め、たーちゃんを落ち着かせようとするが一向に落ちつく気配はない。


『知らない曲だって私だって歌うことできるしみんな歌うこと出来るのよ!!

あんただってそんなにうまいんだから歌えるに決まってるじゃない!!
字を追えば適当に歌えるでしょ!!なんで歌わないのよ!!!』



あぷ
『そんな無茶苦茶なこと言わないでくださいよ!!
私は分からない曲は字を見たってわかりませんし、歌えませんよ!!』



何を言ってもヒステリーになったたーちゃんは自分の意見を曲げようとしないし落ち着かせるには歌うしかない。



しかし私には『知らない曲を歌う』事ができない。


私は基本的には『完璧主義』。
記憶が曖昧な部分がある曲は歌わないし、友達が歌っていてその場で覚えない。

CDを忠実に覚え、歌いたい人。

だからメロディを聞いてすぐに歌うという技を知らない私にとっては『無理難題』


たーちゃんはどうしても私とデュエットをしたい為にまた同じ曲を入れる。


マイクを渡され歌うが、たーちゃんの容赦ない罵声が私を苦しめる。


『声が小さい!!あーもう!!そのくらい歌えるでしょ!!』


無理言わないでくださいよ!!



私の悲痛な叫びは届かない。。。


しかしある機能を見つけた。
『デュエット機能』
男の人のパートを歌ってくれる機能。


たーちゃんに『これで1度聞かせてくださいな☆それで次は一緒に歌いましょう☆』と私は言った。

嫌々たーちゃんは歌ってくれ、私は正確なメロディを辛うじて覚える事ができ、次にようやくたーちゃんと歌う事が出来た。。。



悪夢の時間は終わりたーちゃんは大喜び。

あぷやればできるじゃん!!

あぷうまいからさぁ!!
またカラオケこようね!



その時にさすが私の愛する夫:まちゃからのメールをくれた。


『体調がわるいんだよね。早めに帰ってこれるかな?夕飯作るのが辛いんだ。ゴメンね…』



私は計算されたかのようにタイミングの良いメールに夫:まちゃをこれ以上にないくらい愛おしく感じた。

『たーちゃんごめんねぇー。。。
まちゃが風邪ひいてるんだけどね、ヤッパリ辛いみたいなんだ。夕飯作りたいから帰ってもいいかな?』


証拠のメールを見せると『帰った方がいい!』とたーちゃん。



『ホントごめんねぇー』と言いながら私はマイク片付け一緒に会計場所へ向かった。



会計は2人で700円。

さっさと帰れるなら。。。


私はたーちゃんに『今回はいいよ』と良い会計を済ませた。


店を出るとたーちゃんの信じられない一言が。。。


『腹へったなぁ。。。付き合いなさいよ!!』


『いやぁ。旦那が寝て待ってるから食事作らないと。。。』



『いいじゃない!10分くらい!!。』


またヒステリーが始まった。


しょうがなく10分で帰れる『ラーメン屋』へ言った。


その時に『私は1人前食べれないからあんた半分食べなさいよ!』とまたヒステリー気味に言う。


『食べれません!』と言うと店員を呼び『ニラタマセット』を頼んだ。


セットがくるとあんたも食べなさいよ!!と店で騒ぎ出す。


渋々少しだけ箸をつけ、たーちゃんが食べ終わりいざ会計。



『ごちそうさまぁ』


とたーちゃん。



そうです。
払っといてねぇ☆


ということ。



食い逃げするわけにも行かずお金を払い。。。


タイミングよくバスが来たからそのバスに笑顔で乗り手をふるたーちゃん。。。

私の悪夢の一日は終わったが、その後着信拒否をし、帰ってから体調の悪いまちゃに不満を吐きながら、豪華な食事を作ったのは言うまでもない。


ホント辛い一日だった





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Last updated  Jan 14, 2006 11:53:27 PM
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