『近寄るな!
ブス!!』
私は中学の時に色んな男から言われていた。
中学という年頃というのはとても残酷であり
素直であるからこそ・・・。
思ったことを遠慮なく口に出し、
そして傷つきやすい時期でもある。
その時私はブスであることにとても悲観的だった。
とくに『しょうた』という奴だけは本当に許せなかった。
今日の午後から予定があり、その帰り、偶然見たことのある男がいた。
そぅ。
あの大嫌いだった『しょうた』だ
しょうたは私に気付き、私もしょうたに気付いた。
私が手を振ると『しょうた』も手を振った。
中学の塾以来の再会だった。
約10年ぶりの再会。
彼はマジでかっこよくなっていた。
私は・・・
カッコイイ奴には弱い。。。
(↑ 単純な女)
私の第一声は
『かっこよくなったねぇ☆』だった。
『ってかよく私って分かったね?』って聞くと、
『おまえみたいな
ブス
は忘れねぇーよ!
インパクト
強すぎて。。。』
ぅうぅっ。。。
かっこよさに許す・・・
(↑ 単純・・・)
私 『面白くなったな!
おまえ!
ジョーク言えるように
なったかぁ!』
背中を思う存分・・・
バシバシ
こ・・・このグローブのような手で・・・
(痛かったろうに・・・;)
10年経つと人間変わるもので、犬猿の仲でも仲良くなれるもの。
だと分かった。
帰り私は岐路を知らないふりして
わざと彼の家の方向へ向かって遠回りをして帰った。
その間に電話番号、メールのアドレス交換☆
乗り換えの駅に近づき私は聞いた。
『しょうたはどこの高校へ進学したの?』
苦笑いし、
『○○高校らしいよ。。。』
と言った。
あれ!?
高校。。。
あたしと一緒だったのね(汗;)
ひょっとしたら。。。
まさか。。。
同じクラスじゃーないよね?!
そんなことも聞けず。。。
んでもとても楽しい空間だった。
ただ最後に言った彼の一言はこの先、私にとって忘れることのない一言になりそうだ。。。
『おまえ。。。
究極のブスだけど。。。
面白くなったな』
『しょうた・・・おまえもな・・・』