わたしのつれづれ日記

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2008年05月11日
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もう、ご存知の方も多いと思いますが、


このフライは、シーズンを通して有効ですが、特に今のメイフライがハッチするような時期に威力を発揮するようです。

なぜ「Xカディス」というのか、というと「カディス」のようでもあり、「コカゲロウ」のシャク(ハッチした後の抜け殻)のようでもあり、はたまた「ダン」や「イマージャー」のようにも見えるからでしょう。
つまり、あらゆる水生昆虫のダンからアダルトまでをカバーする、なんでもありのフライなんですね。

巻き方はエルク・ヘア・カディスとほとんど同じです。

●フック:TMC900BLかTMC102Y(ワイドゲイプ)の14番から18番に巻きます。

Xカディス1.JPG

●テイル:ジーロンの「ジンジャー」かエアロドライ・ウイングの「タン」を巻きつけます。
シャクの透明なテイルをイメージするなら「ジーロン」、浮力を考慮するなら「エアロ」を巻きますが、結果は大差はありません。

Xカディス2.JPG



Xカディス3.JPG

●ボディ:シャンクのアイからの3分の1くらいの箇所にブラウン・ハックルを巻きとめます。ハックルのファイバーは長くても、どうせカットしまうのですからかまいません。パラシュート・タイプのフライには使えないようなモノで充分です。

Xカディス4.JPG

●ボディ:ハックルをセットしたらFKタブを、ヘッドを部分を残して巻きます。その上にハックルを3回転させて巻きとめます。

Xカディス5.JPG

●ウイング:エルクヘアの毛先を揃えて、ヘッドに巻きとめます。エルクの分量を、ついつい巻きすぎてしまう人が多いのですが、ちょっと少ないかな、なんていうくらいで調度良いようです。特にオーバーウイングを乗せるような時は、少なめにするといいですね。

Xカディス6.JPG

●オーバーウイング:本来エルクを巻きとめればOKですが、小生は少々、老眼気味なので蛍光ピンクの「エアロドライ」を乗せています。
ナチュラル・カラーのエルクヘアをキャストすると、見失いがちなのですが蛍光ピンクのおかげで、やや沈み加減でも見えますね。

Xカディス7.JPG

最後にハックルをゲイプの幅の半分くらいでカット。ヘッドやテイルをカットすれば完成です。簡単に巻くことができます。

フックのサイズで14番くらいから18番くらいまでのサイズを巻いておき、魚の出がシビヤーならサイズを落とすと良いようです。
ボディが水面に張り付くように浮いたところは、ダンに見えるようです。

このフライは水を含むとやや沈み加減になりますが、波にもまれてやや沈み、浮上してくるところはイマージャーやピューパ見えるのかもしません。
浮上してくる瞬間にヒット、ということもありました。

カワゲラ.JPG

上の写真はカワゲラ(ストーンフライ)のアダルトです。こんな昆虫やメイフライがハッチしていましたから、水温もハッチに適した温度になったということでしょうね。

ヤマメ25.JPG


サイズは25センチと、先に釣った28センチのヤマメには劣りますが一番きれいな魚でついつい見とれてしまいました。






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最終更新日  2008年05月11日 18時53分08秒
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