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ただただ、空を見つめ、寺院を見つめ、ビールを飲む。
かけていたサングラスもいつしか外し、寺院がシルエットになると、頬をなでる風も少し冷たくなったように感じた。
さっきまでなかった雲が、恨めしい・・・。
しかし、その雲でさえも、演出のひとつであるかのように、空は表情を変える。
突き刺すような光を放っていたかと思うと、絵の具のホワイトを入れたように、柔らかな顔を見せる。
まるで、フレスコ画のように・・・。
ふと頭の上を仰げば、月が見える。
11月24日(土)の満月まで、まだ間がある形は、沈んでいく太陽とは対照的に、凛と天上に輝く。
ふと見ると、そのフレスコ画に誰かがいたずら描きしたような飛行機雲が・・・。
しゃべることを忘れ、時たま、空になったジョッキを見つめ、思い出したようにチップスを手に取る。
日々繰り返されることなのに、自然が演出するショーは、なぜ、ただ飽きもせず眺めていられるのかと思う。
日が昇り、日が沈むという当たり前のことが空や海に映し出す表情は、日々異なり、同じものは2つと無いからなのか・・・。
台本のない、自然が織り成すこのショーも、ようやく終わりをむかえようとしている。
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