あろまママの心の癒し
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数週間前に突如、頭痛で転げまわるほど苦しんで内科にかけこんだところ偏頭痛であることが判明しました。しかし、その後もそれをきっかけにたびたび偏頭痛で苦しむ羽目になり困っています。以前にも年に数回という感じではあったのですが、すぐ治っていたのでそんなのに困っていませんでした。偏頭痛で困っていることは、痛いのもそうですが、その薬の高いことです。私が服用しているトリプタン系の薬剤は一錠で300円(自費にしてしまうとなんと1000円!)なのです。連続して使うときは毎日2錠ということもあるので1週間であっという間に4200円になってしまいます。これはたまったものではないと思い、アロマテラピーでどうにかならないだろうかと検討してみました。まず、偏頭痛とは何かですが、簡単に言うと頭蓋内外の血管の過度の拡張が要因です。難しく言うと、ストレス・緊張などにより脳が刺激を受けると、血液成分である血小板から血管を収縮させる作用を持つセロトニンが多量に放出されるようになり、脳内の血管が収縮のちに急激にセロトニンが分解・排泄されて減少すると、一度収縮した血管が逆に広がりはじめるようになり、この時に偏頭痛が起こるようになります。しかし、ここでまちがっていけないのは、頭痛には他にも、緊張型頭痛、群発性頭痛、薬物乱用性頭痛というのがあり、それらと偏頭痛のメカニズムをごっちゃにしてはいけないことです。(参考文献:頭痛外来へようこそ)緊張型頭痛は肩、首、ひいては頭の筋肉が緊張して自律神経の働きが乱れて筋肉に栄養を送る血管が収縮することが要因です。つまり、こっちは血管の過度の収縮によるものです。群発性頭痛は、何らかの理由で謝った情報を受け取った三叉神経が痛みの物質(炎症物質)を血管周囲に放出するために内頚動脈が拡張、炎症を起こし、痛みを起こすといわれています。血管の拡張という意味では偏頭痛と分類は同じとみてよいでしょう。薬物乱用頭痛は、主に鎮痛剤やコーヒーに含まれている無水カフェインの取りつづているうちにどんどん量が増えていき、それらなしではいられない依存症になることです。もちろん、偏頭痛になるまでにはそれを起こす生理的原因、神経的原因、眼精疲労などいろいいろとありますので、それらの原因がわかっているならば、それらにあわせてアロマセラピーをするといいのとは思います。たとえば、眼精疲労やうつであれば、鎮静作用・抗うつ作用があるラベンダーの温湿布や芳香浴がいいといいます。しかし、概して、偏頭痛は突如起るもので、何が原因だったなんかなんてよくわからない場合があります。そこでここでは対処療法としてのアロマセラピーを考えてみました。先にも述べたように偏頭痛は血管が過度に拡張したためにおきます。そして、それを改善するということはすなわち、血管を収縮させ、血管周囲の炎症を抑えることです。先のトリプタン系の薬剤はみなそういう作用のものです。だから、筋肉が凝り固まって血管収縮になってしまった緊張型頭痛には使ってもまったく効果はありません。また、せっかくアロマセラピーをやっても、血管拡張を促進させるようなこと、つまり、お風呂につかること、刺激物(辛いもの、カフェインなど)の摂取、お酒を飲むことをすると、効果はないどころが頭痛がひどくなるばかりです。さて、そういうことを踏まえたうえで、血管収縮作用と抗炎症作用のある精油を検索してみたところ以下のものがでてきました。サイプレス:血管収縮作用と抗炎症作用ペパーミント:メントールに血管収縮作用があるイランイラン:複数の芳香成分による生理的、神経的要因からの改善が期待できるゼラニウム:ゲラニオールの収斂作用、特性としての止血作用エステル類の抗炎症作用ローズマリー・シネオール:精油特性としての収斂作用、モノテルペン炭化水素類の抗炎症作用意外にもラベンダーがでてこないのはどうしてでしょうか。べつにラベンダーでもよいのです。血管収縮作用に着目せず、原因がストレスであるとはっきりしていれば使用可能です。ただ、薬剤の作用と一致させると、ラベンダーを加えても良いけれども上記の精油のほうが即効性があると考えられます。サイプレスやイランイランはないにしても、アロマテラピーを少しやっている方であれば、ペーパーミント、ゼラニウム、ローズマリー・シオネールはお手元にある場合が多いでしょう。どれも安価ですし、使う量もそれぞれ1滴から2滴なので、トリプタン系の薬剤よりも安く長く使えます。私も手元にあったペパーミントとゼラニウムとローズマリーをホホバオイルに適量入れて、使ってみたところ、かなり楽になりました。皆様もチャレンジしてみてはどうでしょうか?もちろん自己責任ですが、偏頭痛で本当にお困りの方はやってみる手はないと思います。
2008.02.20
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