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奈園都夢

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Aug 23, 2005
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◆絵本&児童書>>
さて、海外のファンタジー物語は「アーサー王伝説」が根源にある事
がほとんどです。
中でもアーサー王の後見人「魔術師マーリン」は魔法使いの原点です。
トンガリ帽子に先の曲がったブーツといういでたちのルーツを作った
「ロード・オブ・ザ・リング」の「ガンダルフ」でさえこのマーリン
がモデルなのです。
もちろんハリーポッターシリーズの「ダンブルドア校長」も言うもで
もなくルーツの末端です。
いよいよその小説「マーリン」も映画化される事になりました!

この小説「マーリン」は謎とされていたマーリンの少年期からえがか
れて現在3巻まで発売されています。
この魔術師マーリンはアーサー王と同じく架空存在ですが、実はこの
架空という部分にケルト民族の悲しい歴史の一端が垣間見えます。
キリスト教文化は他の文明に入ると、その土着文化、宗教を抹消しつ
くそうとします。
力ずくで土着文化を消し去ると言うのがキリスト教文化圏のやり方で
した。
しかし、土着信仰とキリスト、カトリックの融合を計った結果うまれ
たこの種の伝説が、土着民の抵抗なく改宗さる方法だったのです。
この方法は、土着のケルト人から子供を誘拐し「キリスト教宣教師」

自分がケルト人である事を知っている宣教師は同一民族が血を流さず
に住む方法はこれしかなかったのです。
代表的なこの種の宣教師は「聖パトリック」ですが、彼はアイルラン
ドから誘拐されウェールズで育って、アイルランドへ宣教師として
帰ったと言われています。

う事が救いなのかも知れません。
ところでケルト文化には僧侶と言われる存在は居ませんでした。
しかし「ドルイド僧」と言われるシャーマンがいたのです。
「僧」とは付いていますが、キリスト教文化が勝手に改宗目的で付け
たにすぎません。
この呪いや占いを行っていたドルイド僧こそが「マーリン」のモデル
すなわち、魔法使いの原点であったと言っていいでしょう。
面白い事にこのドルイド僧が存在した時代、ケルト人は「ゲール語」
という言葉は持っていましたが、文字を持たない文化だったのです。
その他の文明にはすでに文字が存在したにも関わらずです。
ケルト人の歴史全てはこのドルイド僧の口伝えのみで伝えられて来た
のです。
この後に「オガム文字」という縦線、横線のみで現す文字が出来たの
ですがそれまでは口伝えだんたのです。
そのせいか、ゲルマン民族に追われてアイルランドへ移り住んだケルト
人は、それまでそこに住んでいた「ゲール人」を滅ばしたのか、それと
もゲール人が自滅したのか分からないが居たそうなのですが、居たと言
う以外なにも分かりません。
ストーンヘッジの謎も同様ですね。
これが口伝え文化の限界だったと言う事でしょうか。
また、いまではそのゲール人が妖精になったともされています。
本当の幻の民は「ケルト人」ではなく「ゲール人」じゃないのかな(^^;
ちなみにケルト人が使っているゲール語はこのゲール人が使って居た
言葉だそうです。
だいぶん話は脱線しましたが西洋ファンタジーの原点がこんなところか
ら発祥している事を思いながら読むとまた、違った感じを受けるのでは
ないでしょうか。





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Last updated  Aug 23, 2005 06:10:18 PM
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