中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2014.01.14
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日本で中国茶や台湾茶をより詳しく調べようとすると、情報の壁にぶち当たります。

 多くの人が参考にするであろう書籍にしても、入門書は数多くあれど、1つ1つのお茶について詳しく解説された本というのは、ほとんど見かけません。
 さらに書かれている内容も、お茶の伝説やら怪しげな効能紹介に終始しており、お茶を選ぶ際の手がかりになるような情報は、あまり得られません。

 「必要な情報を得ることすら苦労するようでは、中国茶の本格的なブームは来ないよね・・・」と私などは思うのですが、そういうことを言っていても何も始まらないので、あきらめて現地の書籍を当たることになります。
 もちろん中国語の本ではありますが、同じ漢字の国。写真や図表も豊富なものが多いので、眺めていると、まあ少しは理解できることが多いです。

 ただ、現地の書籍も玉石混淆で、読む価値が無いものも結構あります。
 例えば、緑茶専門の人が烏龍茶の本を書くと、(ノ∀`)アチャー という本になりがちです。
 著者の経歴(専門分野)というのがチェックポイントになりますね。


 そんな中、日本での愛好者も多い”岩茶”の良さげな本が出てきましたので、ご紹介します。


岩茶手芸
『岩茶手芸』




著者は、黄賢庚さん。
『武夷茶経』の共同著者で全体の半分以上を執筆しているほか、『武夷茶説』など、その他の著作も多数あります。
武夷岩茶の茶文化研究の第一人者でもあり、非物質文化遺産大紅袍伝統手工制作技術の認定のまとめ役を担当しているそうです。


この本、メインテーマが製茶工程というだけあって、作り方については非常に細かく書かれているようです。

章立てをご紹介すると、

第一部 製茶
1茶摘み 2倒青(萎凋)3做青 4炒青と揉捻 5焙煎 6走水焙 7揀茶(選別) 8加工

第二部 製茶工房と用具
1茶工場 2工場内部 3制作用具 

第三部 製茶に使用する燃料と関係用具
1 製茶燃料 2主要用具 3工場長の部屋

附録
1 非物質文化遺産武夷岩茶伝統手工制作技術に関して
2 武夷岩茶生産と経営に関して

といった内容になっています。

写真にある通り、イラストが豊富で分かりやすいので、岩茶の作り方を理解するには良さそうです。
焙煎技法など、伝統製法ならではの部分もあるので、現代の焙煎と比較してみたいところですね。


岩茶は日本にもファンが多いのですが、日本の書籍では、大紅袍の伝説に代表されるような人文科学的な話がほとんどで、肝心のお茶の品質の違いを知る手がかりが無かったので、この本は大いに助けになるのではないかと思います。


なお、この書籍、エコ茶会でもお馴染みの 天英茶業さん が、日本にまとめて取り寄せるそうです。

「あるきちのブログを見た」と言えば話は早いかと思います。





価格:1,350円 
(消費税5%込み、送料及び送料手数料別。送料及び送料手数料は関東地方で550円となります。)

お渡し:2014年2月5日以降

お問い合わせは、天英茶業
 info@tanytea.jp まで。

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Last updated  2014.01.15 00:36:22
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