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女性の自立ものラブストーリーの小説かと思いきや、自己啓発本でした。物語なんてないに等しい、というか、物語の所為で余計に気分が悪くなりました。自己啓発本と思っていなかったから、この気持ちの悪い展開はなにかの伏線で、びっくりするどんでん返しが起きたり、新興宗教か霊感詐欺団体が出てきたりするのかと思いきや、ただ怪しい人たち(突然現れる老人とか、超能力者とか)にアドバイスをもらうだけで主人公の気持ちが前向きになって心が満たされ、痩せるし彼氏はできるし、成功するし。。。アドバイスをくれる人の言う通り行動すれば幸せになれる。というだけの内容。あまりに中身がなさすぎます。読んでいて、主人公は何かに洗脳された人に見え、本当に新興宗教を思い浮かべてしまったので、かなりな不快感です。自分を許して自分にやさしくして幸せになろうと思っただけで、心が満たされる。思った通り行動すれば必ず成功する。要約すれば、メッセージはこんなものです。私も自分がやりたいことができてるわけでもなく、怪我の後遺症のせいで学業も仕事もままならないという状態で、現状が幸せとはとても言えませんが、この本から学ぶことも、プラスの面で感じることも何もありませんでした。読んで後悔しました。自己評価マイナス★★★恋とお金とチョコレート著者: メナ・ヴァン・プラーグ /武者圭子 出版社: 講談社インターナショナル サイズ: 単行本 ページ数: 221p 発行年月: 2009年03月
2009.07.11
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【あらすじ】直木賞受賞後初の書き下ろし長編第一作! ママの名前はマコ。マコの娘はコマコ。「コマコ、逃げるわよ」というママの掛け声で、想像を絶する数奇な運命と物語が動き出す。母を愛し、母にとらわれ続けるコマコの5歳から34歳までの物語。桜庭一樹作品はとても好きだったのですが、これはがっかりしました。ある意味桜庭作品らしいのですが、どこかで読んだことがあるような、今までの著者の作品をミックスしてクオリティを下げた印象を受けました。母娘の逃亡生活、言葉が喋れない幼少期、スカートをはいた男の子、葬式婚礼、自殺、DV、殺人、同性との関係、ポルノスター……など、他にも過激な出来事や設定が多々出てくるけど、それら全てが理由づけはされず、物語にも響いてこない。説明しないことで想像させようとしたのかもしれないけれど、色々な出来事が唐突に説明不足で起きるし、人はたくさん死ぬし、心理描写は足りないどころか同じ様な繰り返しばかりに思えた。ほとんどが不必要な要素なんじゃないかと思ったほど。退廃的で、排他的な愛と、生と性、混沌と混乱。著者自身も混乱しながら書いたのではないかと思うほど、後半はぐちゃぐちゃしていた。かなりのページ数で読み応えがあるはずなのに、中身を伴わずに無理やりページ数を増やしたような印象が、読んでいて疲れただけだった。一言でいえば「桜庭一樹≪っぽい≫」けれど、表面上の過激さだけを詰め込んでみた薄っぺらいダイジェストの様な作品。もっと煮詰めてから発表してほしかったです。自己評価★☆ファミリーポートレイト著者: 桜庭一樹 出版社: 講談社 サイズ: 単行本 ページ数: 517p 発行年月: 2008年11月
2009.07.04
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