PR
Free Space















Category
■ 風民(フーミン)のひとりが、フライトデッキの異常にきずく。
フライトデッキが、我々の星を破壊しようとしている。
誰かとめるものは。
残念ながら、我々には体が存在しない。
何か方法は、
そうだ。一角獣の体はまだ、腐敗がすすんではいまい。
彼の体を使おう。
やるだけの価値はあるだろう。
「おきろ、君の出番だよ」
吹き飛んだ一角獣の脳に何かが話しかける。
まだ「ユニーレムリア」の生細胞は、完全に死んではいない。
「誰だい。僕に話しかけるのは」
「以前、君に殺された回収子ゲノンだよ」
「その人が、どうして僕に話しかける」
「私は風の意識体の一つになったのだ」
風。やはり風の意識体はあったのか」
「いいから、聞け、レムリア。君に働いてほしい」
「御覧の通り、僕の体はバラづフだよ」
「我々が助ける。合体させてやる。それに、安心しろ。
レムリア、君の体は本来の体ではなかった。霊体と機械の集合体だ」
「どういう意味だ」
「いずれ、わかる。そのかわり、君の役目を果してくれ」
「僕に何をしろというの」
「この星を助けるのだ」
「何のために。僕には何か得になることはあるの」
「君と君の子供のために」
「子供だって、、、子供だって、何をいいだすのさ」
が、レムリアの順に何かがよぎる。
小さな女の子だ。
血が騒いだ。ともかく体が今欲しい。
「じゃ、とにかく、僕を復活させておくれ」
「待っていろ、私の仲間が……」
風の力が集まる。機械城の中に嵐がおこっていた。バラバラにな
ったレムリアの体がよせ集められ、肉片の一つIつがつなぎあわさ
っていく。一角獣が復活していた。
「さあ、飛びあがるのだ」
(続く)
1975年作品 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
アリス・イン・腐敗惑星ー寂寥王の遺産ー
「マンガ家になる塾」 山田企画事務所
山田企画manga動画