ttetsu59のブログ

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2023.08.16
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テーマ: 薬の情報(404)
カテゴリ:
身近な生活習慣病の高血圧の薬について

高血圧の薬にはいろいろな種類があります。

高血圧の薬は血圧を決める原因を狙って作られていますので、まずは、血圧を決める原因について。
血圧は心臓から血液が全身に送られる強さ(圧力)や血液が血管を通る時の通りにくさ(抵抗)やその他の原因(交感神経や神経体液性因子など)によって決まります。

それぞれの原因について作られている薬が以下の通りです。

・血液の量(水)が多くなると全身に送られる血液の量も多くなるので、血液(水)の量を下げる 「利尿薬」 (トリクロルメチアジドなど)
・血管が縮まると抵抗が増えてしまうので、血管を広げる 「Ca拮抗薬」 (アムロジピンなど)
「ACE (アンジオテンシン変換酵素阻害薬)/ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)」 (エナラプリル、オルメサルタンなど)
・血管を縮めてしまう神経を抑える 「β遮断薬」 (ビソプロロールなど)、 「α遮断薬」 (ドキサゾシンなど)

これらの種類の薬が組み合わされて1つになった合剤や薬の成分自体を組み合わせて新しい薬となっているものもあります。

患者さんの生活習慣などを考えて、どの薬が合いそうかを検討された後に処方されます。
効果や安全性、費用負担のバランスからCa拮抗薬やACE/ARBが処方されることが多いです。

診察室血圧(病院で測る血圧)140/90mmHg 家庭血圧(おうちで測る血圧)135/85mmHg を超えてしまうと高血圧と診断され、治療が必要となってきます。(お医者さんの判断にもよります)

高血圧は生活習慣病の最たる疾患です。
生活習慣というだけに食事や運動などで大部分が改善できます。







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最終更新日  2023.08.17 19:55:21
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