2008.10.10
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カテゴリ: ボタンちゃん
海の見える高台の砂の広場に行くには

怖い大きな犬の家の前を通り

墓を抜けて

川に河童がいないか 

男の子たちが いないか確かめた。

誰もいないとわかると みんなで スコップを置いて


今日は どの辺を掘ろうかと 作戦を立てた。

近所の爺さんが こっそりと

あそこの砂の中には 宝物が隠してるんだと




私たちは ひそかに宝探しをするようになった。


ボタン


どうして隠したのか わかんなかったけど

まだボケてないという爺さんの話だったので

女の子たちは みんな信じたんだ。


広場は 野球の試合ができるくらい大きいけれど

地面は すべて砂なんだ。

だから掘っても掘っても 風が吹くと砂に埋まる


いっちぬけたあー

にぃぬけたー

さんぬけったー


みんな 途中で 抜けた。 






空が赤く染まり 大慌てで 走る道


帰り道 犬の家から さよなら さよなら さよらなと 


声が して みんな 震え上がった。






夕暮れ時はさみしそう



さようなら

今も時々宝物を 探している。



宝釣り





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最終更新日  2008.10.10 22:36:51
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