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が、あるアメリカ人の経済学者の講演に出かけたとき(この話、以前にも書きましたが)、「今晩、この講演のあと、僕がテムズ川のほとりを歩いて、美しい月光に照らされる水面を堪能して、そのままホテルに帰るのと、パブに車ででかけて、しこたま飲んで、その帰りに人を跳ねて、その人が亡くなってしまったとすると、後者のほうが経済にははるかに貢献しているんです。」といい、だから、経済成長率という数字だけを見ても意味がないというようなことをお話ししていました。
経済成長率が高ければ、私たちの生活も良くなるような錯覚がありますが、成長率と人の心の満足度が比例するかどうかは、かなり疑問ですね。
日本のバブルがはじけたときは、私の勤めていた会社もはじけたので、思いっきり失業しましたが、バブルのときのギラギラしたエネルギーがなくなったことにとても快適さを感じていました。で、今イギリスのバブルがはじけて、私は今の方がエネルギーが好きです。お金じゃなくて、シンプルな楽しさ(ただ公園を歩くとか)を取り戻しているというか。
とはいえ、日本のバブル後、銀行の中小企業にたいする貸し渋りや理不尽な対応にお腹が煮えくり返るほど腹が立っていましたが、まったく同じことがイギリスで起きているので、やっぱり人間のすることってどこも同じなんだと思わざるを得ません。ただ、イギリスの銀行が抱えている不良債権のほうが当時の日本の銀行よりはるかに大きく、回復への道は遠そう。
今回の経済危機で、失業した人もとても多いですが、それの受け止め方は、人それぞれだと思います。で 、やはりどう受け止めるか、そして自分をどう見ているかがその後の状況を決めるでしょう。
そこをきちんと意識せずに、不景気だから・・・・と思って動いていると、あまり自分が望んでいるものは得られないかもしれません。
「不景気だから、ぜいたく言わずにある仕事はなんでも引き受ける」という言葉をイギリスでもよく耳にします。確かにある程度妥協しなくてはいけない時や状況はあるでしょう。私もイギリスの貧乏学生時代は、自分ではつまらないと思う仕事も引きうけていました。
ただ私の焦点と意識は、100%本の出版と今の仕事にありました。それがぶれたことは一度もなく、たまに友人に「それだけはっきりしていたら、絶対本出版できるよ」などと言われていましたが、ほんとうにその通りになりました。
ちなみに、私の大学時代の友人は、「私の家の資産は3億あるの。だから、私は資産3億以上の人としか結婚しないわ」とそれこそ躊躇も(こんなこと言って自慢しているって思われないかしらとか)、恥じらいも(お金目当てなんて恥ずかしいかも、とか)、自慢げもなく、普通の顔ではっきりといつも言っていました。そして、大学4年生のとき、家の資産が4億の男子学生と出会い、その後結婚。私もあの時、「この子、これだけはっきりしていたら、絶対そうなるだろうな」と思ったのを覚えています。(ただ、二人の結婚が幸せかどうかは、また別の話し。)
なにを書きたいのか分からなくなってきましたが、思考のなかに矛盾やためらいなどがまったくないと、行動が一環してくるので、必ず実現するということですね。
あ、思い出しました。つまり、現在世界的な不況ですが、不景気のときは反対にチャンスも多いといいます。様々な状態、状況の人が今いらっしゃると思いますが、 今後自分の人生がどう展開していくかは、今自分がどんな心境でいるか、今自分が自分をどう見ているか、自分が求めているのものは、はっきりしているかが決め手
となるでしょう。
というか、有難いことに「今」というときは、私たちに常に与えられています。そして、何事にも遅すぎるということはありません。自分の中にポジティブな思いを増やし、自分をポジティブに見ることができれば、それで人生がまずくなることはまずありません。
ただ、カウンセラーとして、それが多くの人にとってとても難しいこともよく承知しています。ポジティブな思いを増やすとは、必ずしも「私はやれる!」とか、そういった思いのことばかりではなく、美しい音楽を聴いて感動しているとき、木々を眺めて穏やかな気持ちになっているとき、誰かの話しに共感しているとき、好きなカップでお茶を飲んでいるとき、子どもの振る舞いに微笑んでいるとき、コメディを観て大笑いしているとき(笑う角には福来る。←真実)、お年寄りにそっと手を貸してあげているときなどなど、 私たちのなかにポジティブ(愛)なエネルギーが渦巻いています。
自分の中にあるそういった感覚にちゃんと注意を向けて、「こういう気持ちがある私は、OKだ!」ときちんと認識してあげるといいですね。
多くの人が、自分にはこれがないから、または、これができないからダメだと自分を否定的に見てしまったりします。そのため、上に書いたような自分の中にあるポジティブなもの(感覚)をすっかり見過ごしてしまい、自分をポジティブに見ることができなくなっています。
自分の中にポジティブな感覚が増えていけば、自分の望んでいることもはっきりしてくるでしょう。何度か書いていますが、ハートトークはとてもシンプルです。「欲しいか、欲しくないか」「やりたいか」「やりたくないか」、イエスかノーかだけです。そこにごちゃごちゃついてくる思いをぜんぶ取り除いて、ハートに尋ねてみるといいですね。
ということで、話があちこち行きましたが、世の中が好景気であろうと不景気であろうと、私たち次第です。地に足をしっかりつけて(現実もきちんと見定めながら)、自分の中のポジティブ(愛)な感覚を養い、自分のハートに耳をしっかり傾けてみましょう。生まれ変わるとはいえ、今回の人生は一度きり、精一杯楽しみましょう!![]()
良かったら、これをまた読んでみてください。→ もし、もう一度人生がやり直せたら