スーパーポジティブな彼につき

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Mar 21, 2007

(14)

テーマ：恋愛について(2605)

カテゴリ：アメリカ人の彼との恋愛

嵐のような日々がやっと過ぎ去ってくれました。

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久しぶりのストレスフリーの時間に嬉しくて仕方ないので、

長文日記を書かずにいられない！という気分！！

ということで今日は彼のポジティブな性格について

語りたいと思います・・。

・・・・・・・

今日、ふと、ハーバード大学とかに通う学生って

一体どのくらい頭のいい人たちなんだろう・・と

疑問に思いました。

私「あーゆーところの学生なんて、頭のできから

違うんだろうね。すごいよね！」

彼「そんなことないよ。あゆみはハーバードの学生と

同じくらい頭がいいんだよ。」

私、爆笑!!

「何言ってんの？！　ハーバードに行けるような

頭が私にあるわけないでしょう？！」

「そりゃ確かにハーバードはものすごい競争率が高い

大学として知られてるよ。でも、俺は別にハーバードの

学生が特別頭がいいとは思わない。

誓ってもいいよ、ハーバードの学生の中には、

あゆみより１００倍頭が悪い人もいる！」

私、さらに爆笑

「そこまでくるともうジョークだよ！」

「あゆみは俺が言ってるのを信じないのは分かってるけど、

俺は本当に誓えるよ。ハーバードの学生はただ若い頃から

将来を計画してきて、長年勉強してきただけなんだよ。

一般人と比べて特別に能力に差があるわけじゃないんだよ。

あの天才で名を残したアインシュタインだってね、

子供の頃は成長がものすごく遅くて、

３歳くらいまで何も喋れなかったんだよ。

大きくなっても、学校の勉強に全然ついていけなくて、

高校の先生はアインシュタインは脳に障害があると

勘違いしたくらいだったんだよ。

職についたアインシュタインは、仕事の合間に趣味で

物理学を一人で研究していて、あるとき特殊相対性理論を

見出して、それを雑誌を投稿したことによって

いきなり注目を浴びるようになった。

それから彼はどんどん能力を発揮して終いには

ノーベル賞を受賞。そして彼は近代でも世界中で天才として

知られてるくらいなんだよ。彼の脳みそは未だに

保存されて残ってるくらいなんだ。

あゆみ、人には計り知れない可能性があるんだよ。

その可能性を信じるかどうかなんだよ。」

う～ん、いいこと言うな～なんて思うわけです。

まるで自分もハーバードどころかノーベル賞受賞できる

くらいの頭があるのでは？なんて錯覚を感じさせてくれます（笑）。

・・・・・

彼はよく私に、いくつまで生きたいか、聞いてきます。

「別に特に長生きしたいとかいう願望はないよ。

平均寿命くらい生きれたらもう最高の幸せだと思うね。」

「なんで？２００年とか５００年とか、

一生　生きてみたいとか思わないの？！」

「思わないよー！？年寄りになってやっとの思いで

そんなに長く生きていきたいなんて全然思わないよ。

それに人間そんなに長く絶対生きれないし。」

「あゆみ、医学がどれだけ進んできてるか知ってる？

もうあと少しで、身体の中の悪い物を全てやっつけてくれる

ミクロの機械が開発されようとしてるんだよ。

その機械を身体に入れて置くだけで、

何も病気せずにいられるようになる。

そういう時代がもうすぐそこまで来てるんだよ。」

「え？そうなの？それはすごいね！でも、いくら

そのミクロの機械のおかげで一生病気せずに暮らせても

長生きしたいとは思わないな。だって、歳を取るにつれて、

見た目はどんどん年寄りになっていくんでしょ？

２００年後の自分の姿なんて想像もしたくないよ。」

「大丈夫、大丈夫！もうその頃には、脳も見た目も

一切歳を取らなくてもいい医学が絶対

開発されてるから。言ったら、一生、２０歳のままの

見かけで脳も劣化せずに生きていけるってことだよ。

そんな時代に生まれてきた俺達って本当に幸せなんだから、

その医学の力を利用しなくちゃ！」

ちなみに、彼は本気の本気です。

「まぁ、確かにね、すごい時代がやってきそうだけど、

でも私は普通に生きれたらいいよ。」

「じゃあ、死んでどうするの？」

「死んだらって・・そりゃ、死んだら私は消えるよ。」

「そりゃ、人体はなくなってしまうけどさ、

魂となったあゆみはどこに行くの？天国に行かないの？」

「う～ん。。天国とか地獄とかあまり信じてない。」

「じゃあ俺達のどちらかが死んだら俺達の関係は

終わりなの？そんなの悲しいと思わないの？」

「それは悲しいけど、仕方のないことでしょ・・。」

「俺がもし先に死んだらね、あゆみのことを絶対

天国で待ってるよ！俺はあゆみとは一生離れることは

ないと思って一緒にいるんだよ。あゆみにはそういう

気持ちはないの？死んでも、その後も幸せで

いようとか、俺と一緒にいようとか思ってくれないの？！」

あゆみの考え方、なんだか分からないよ。」

・・・この会話をしたのはもう２年くらい前のような

気がしますが、そのときに感じたショックは今でも

はっきり覚えています。死んだあとにさらに未来が

あるなんて私は考えたこともなかったし、

その考えを誰かに否定されたことなんて

一度もなかったからです。

なんだか話が少しずれたような気がしますが、

まぁこんなかんじで私の彼は人生を輝くように

生きている、ポジティブの固まりのような人です。

ここまで自分と考えの違うこの人と３年も一緒にいて、

私も少し考え方が変わったかなぁ、と思います。

今までずっと、私は全てに限界があるから物事を

楽しいと思える、と信じてきたけれど、彼の、

可能性は限界なくいつでもどこにでもあるのだから、

全てに終わりはないんだ、という考え方も

また幸せな生き方を導いてくれるよなぁ、

と思うようになりました。

アメリカン・ドリーム とはまさにこれですね！

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