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2007年08月19日
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カテゴリ: 本に関する話題
今回も2週間ぶりの更新です。
前回、更新した直後から日本列島が信じられない暑さに見舞われ、一時期完全に夏バテしていました(汗)
今年が、おそらく人生初の夏バテ経験で食欲がなくなったり、暑さにやられる日々でした。
少なくとも北海道に居た時は、2日で1食しか摂れない事はなかったですよ・・・。

とはいえ、少し涼しくなって来てくれたお陰で食欲も回復しました。
そんなこんなで、お盆は札幌の実家にもお墓がある仙台にも帰りませんでしたが、来年はどちらかに行こうかなと思います。
あと、今日から準々決勝の甲子園も去年ほどではないにしろ観戦しております。
既に北海道・東北勢が消えてしまったのは残念で聖光学院と青森山田が潰し合ったのは痛かったですが、話題を独占した仙台育英の佐藤投手はプロでも楽しみですね。
個人的に応援しているのは再試合まで戦った佐賀北で今日の帝京戦を勝ち抜いて欲しいです。


以下、最近読んで印象的だった作品の感想です。



 ・恩田陸 「ロミオとロミオは永遠に(上・下)」
何でも書ける恩田陸さんですが、今作は近未来SFでした。
でも20世紀のサブカルチャーが物語に大きく関わって来たり、思春期の少年達が主役の青春小説的だったりとノスタルジーありますね。
恩田作品に多く感じるラストの不満さが若干ありましたが、十分に楽しめた作品です。
絶対に話に関わって来るだろうなと思っていたキャラが意外な活躍度だったのには普通に驚かされましたw



 ・酒見賢一 「後宮小説」
最近注目しているファンタジーノベル大賞の第1回受賞作です。
酒見さんは、かなり前に「墨攻」を読んで以来でしたが、何でもっと早く読まなかったと後悔させられる傑作でした。
中国風の架空の国の存亡を後宮に入った田舎娘・銀河を中心としたユーモラスで軽快な語りで描いており、とにかく読んでいて楽しいと思える作品でした。
強烈にお薦めですし、こんな作品を世に出した「ファンタジーノベル大賞」は恐るべきですね。




「御手洗」シリーズですが、最近の作品なので海外を舞台としております。
相変わらず幻想的な謎が提出され、ぐいぐいと読ませますが真相は少し微妙なものでした・・・。
ある仕掛けに気付けば芋蔓式に謎が解けてしまいますし、それがかなり露骨なのが問題かと思います。
コンセプトの似た作品では「ネジ式~」の方が断然良かったです。



 ・谷原秋桜子 「天使が開けた密室」

元々、ライトノベルで出ていただけに非常に読み易く、ミステリとしても大掛かりなトリックに果敢に挑戦しているのは好感が持てますし、探偵役も含めてキャラもまずまずでしょうか。
最新作の「砂の城の殺人」で一気にシリーズとして動き出したのには驚かされましたが、今後の展開を楽しみにしたいですね。
あと、この作者のシリーズ作品以外のミステリも読んでみたいです。



 ・森見登美彦 「[新釈]走れメロス 他四篇」
あの森見登さんが名作をリメイクすれば、当然の様に京都を舞台にして暴走w
収録された5編が少しずつ重なっているのも楽しかったですが、やはり原作を正に真逆にした表題作が秀逸ですね。
うろ覚えの原作と読み比べてみたくなりましたw





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最終更新日  2007年08月19日 11時25分37秒
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