こころの日記

こころの日記

2007年07月26日
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カテゴリ: バレエ鑑賞
本日のキャストは
キトリ/ラリ・カンデラキ
バジル/アンヘル・コレーラ
ドン・キホーテ/ギオルギ・タカシヴィリ
サンチョ・パンサ/ベサリオン・シャチリシヴィリ
ルチア(街の踊り子)/マイヤ・イリュリーゼ
エスパーダ/ラシャ・ホザシヴィリ
メルセデス/ヴェーラ・キカビーゼ
ボレロ/マイヤ・イリュリーゼ,ワシル・アフメテリ

キューピッド/ツィシア・チョロカシヴィリ
第1ヴァリエーション/ニーノ・オチアウーリ
第2ヴァリエーション/エカテリーネ・チュビニーゼ

はっきり言ってこの日の公演は、ゲストのアンヘル・コレーラお目当てにチケット購入していたもの。
しかし、なかなかというか、期待以上のものをみせてくれた。
あまりにも興奮した舞台だったので、1年以上放置していた日記を再開しようと思う。

この「ドン・キホーテ」は、演出・振付改訂がアレクセイ・ファジェーチェフと芸術監督のニーナということもあり、新国立の「ドン・キホーテ」が部分的にアレンジされた感じの内容。
この2ヵ月の間で観たミラノ・スカラ座や新国立、Kバレエと比較すると、舞台装置は結構シンプルだったかも。
でも一番楽しめたのは、このグルジア国立バレエ。


スペイン人コレーラの踊るバジルは初めて観たけど、本当にテクニックがあって、笑顔が素敵で、舞台上でのキトリや周りのダンサーに対する目の使い方が面白い。
無理をしない自然体なバジルは、2年前のABT来日公演で観たボッカやカレーニョ以上。


パ・ド・ドゥではいつも女性ダンサーを目で追ってしまう私が、この日はバジルに釘付け。
ゲストで相手ダンサーとのリハーサルなんてそんなになかったはずなのに、カンデラキへのサポートも安定していて、リフトも軽々とこなしていて本当に高くて、静止時間が長かったのがさすがだった。

でもキトリのカンデラキにもすごく楽しませてもらった。
もちろん初めて観たダンサーなんやけど、ストーリーが進行していくにつれ観客を惹きつける存在感が強くなっていって、3幕のパ・ド・ドゥが最高潮。
見せ場の32回転フェッテなんて、今まで観たことないような技が満載で、大興奮


バレエ団のプリンシパルを努めているだけあって、さすがといいますか。
元気いっぱいのキトリとバジル。
観ている方も楽しくて元気を与えてもらった感じ。
実際仕事のであったいやなことなんて、一瞬でふっ飛んでた。


主役2人以外で印象に残ったダンサーは、本日のキャストのところに挙げてみた。
エスパーダのホザシヴィリは、長身でスタイルがいい上、動きにかっこよさがある。
新国立の市川さんのエスパーダは私にとって物足りなかったので、ここで挽回できた。
街の踊り子のイリュリ-ゼは、先日の「白鳥の湖」ではスペインを踊っていてよかったなーと思っていたダンサー。
キューピッドのチョロカシヴィリは衣装がちょっと似合ってなかったような気がしたけど、可愛いキューピッドだった。
3幕のバリエーションを踊った2人もきれいだったと思う。



明日ニーナさんのキトリもあるので楽しみやけど。
ウヴァーロフのバジルは、新国立で何度か観たけどあまり私好みではないので、コレーラとは比べないようにしないとね。









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最終更新日  2007年07月27日 15時19分40秒
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