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紹介文
戦死の公報を受けて墓まで立てていた夫がシベリヤから帰ってくる。家を絶やさないためにと言い寄られすでに義父との間に子をなしていたのに・・。農地改革の嵐に揺れる農村を舞台に、余儀ない事情とはいえ”不倫”の烙印を押され、周囲から冷たい仕打ちを受けながらも、前夫との人間的な絆を確かめあいつつ、力強く生き抜いてゆく若い女性像を創造した感動の長編小説。
向い風
感動小説、とのことですが。
感動どころかムカつきっぱなし
で読みました。
まず、夫が戦死したと知らせがあってお葬式まで済ませるけれど
主人公の悲しみがまったくもって感じられず。
そのあとアッサリいい寄る舅を受け入れてしまうのも
もともと夫に愛情なんか無かったんじゃないかと。
昔の農村の結婚なら家同士が勝手に決めた愛情の無い結婚てのも
多かったのかもしれないけれど、それならなおのこと
愛情の無い夫の父親だ。
言い寄られて 気色悪いったらありゃしない
とは思え、”不倫”だとぉ?
しかも主人公、強制されて(初めはほぼ、だけれど)というより
自分で”愛人”になることを選んでいます。
容姿端麗で働き者でまだ若い戦争未亡人ならまだいくらでも
嫁に行くチャンスがあるあろうに。
しかも帰る実家が無いわけじゃない。
実家は主人公を引き取るつもりでいるんだし、しかも実家
歩いていける距離。
それなのになぜ?
何故にわざわざ実家に恥ずかしい思いをさせ、姑を傷つけ
自分の立場を悪くしてまで舅の愛人になることを
選ぶのかまったく持って理解不能。
生まれた子供だって田舎の農村だ。
村八分で育つに違いない。
結局子供が生まれた後夫が帰ってきて夫は主人公の妹を
嫁にしてか~な~り不気味な家族構成で同居するわけだけれど、
この夫、とーちゃんに嫁盗られておいて未練たらたら。
元嫁の妹を嫁にした後も未練たらたら。
で、妹ジェラシー。
うわぁどろどろだ~と思ったところで
舅がポックリ亡くなって最終的に主人公は実家に頼って
土地を借りることにして嫁した家を出るところで話は終わり。
この妹がまた気の強いオンナで。
姑は”不倫”前から主人公の嫁をさんざんいびってたわけだけれど
ここにきて、元嫁のほうが妹より まだマシだった
、
と気がつくらしい描写があり。
これってすべての嫁・姑に対する教訓よねぇ。きっと。
嫌だ嫌だと思ってももっと嫌な相手ってのもいるわけだから、
今のままでもマシだと思っておけっていう。(多分)
八墓村なみの田舎の陰湿のドロドロと主人公のいい加減さに
かなり気分の悪い読後でした。
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