私は、元来乾燥肌である。それも正真正銘、筋金入り、バリバリの鉄板の乾燥肌である。痒い、なんて物では無い。夜中に目が開くと、足首が血塗れという事が度々ある。
だから風呂上がりに、メンソ○ータムなんとかは欠かせない私の必需品、昨日も風呂上がり私は、シャツとパンツ一丁になりテレビを見ながら、パンツをスルスルずらし薬を塗ろうとした。その時、
「ギョエーッ!!!!」家人が叫ぶ。「どうした??」私の問いに家人は、後ずさりをしながら私を指さす。
「とうちゃんの、お腹がオシリに成ってる!!」
確かに、私は仕事を変え、今大変楽に成った。身体が、すこぶる楽に成った。身体とは正直で、消費されないカロリーは、容赦なく私の下腹部に溜まる。ちょっと出っ張ったかな?とは思うのだが、オシリは無いだろう、確かにキューピーちゃん見たいな体型かな?とは思うのだが、何ものけぞってまるでムンクの叫びの様に、そんなに驚く事は無いだろう。
全体は痩せていると思う、それでぽっこりお腹が出た事は、嫌だが認めざるおえない、しかしオシリはないだろう。手を叩いて、転げ回って喜ぶ家人を見て、私は苦笑いをするしかない。5年ほど前の私なら、即座にフライングクロスアタックを家人の首に見舞って居ただろう、しかし今の私には飛ぶ力もない。
望んで、仕事を変えた、確かに身体は楽に成った。なのにどうして我が身体は、未だ栄養を脂肪として、我が下腹部に貯めようとするのだろうか。おびただしく消え失せる貯蓄とは逆に、どうして君はしかも下腹部という一点に集中して溜まるのだろうか、私が何をした?只ほんの少し、怠惰に飲み食いを繰り返し惰眠をむさぼっただけなのに・・・・
ダ~イエットは~っ、明日から~っ?!これからユキの事、決してユキブタなんて呼ばないからね。とうちゃんと、ガンバロウな!!

イメージ写真(こんなカワイクないか)

「私が、ブタなら貴男も間違いなくブタ、解った?」
「はい、スミマセン・・・」
「まったく、おやっさんも、姉御もみっともない!!」
って、お前には言われたくない。
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