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2010.09.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類

THE MONKEY AND THE CROCODILE

1969年 アメリカ
サイズ:205×260  P.29 ハードカバー


ジャングルの中を流れる川のほとり、
マンゴーが鈴なりに実のっている高い木に、
たくさんのサルが住んでいました。

そばの川辺で、お腹を空かしたワニたちが日向ぼっこしています。
その中の一匹、若いワニが木の上のサルを食べてやろうと考えていました。
年寄りのワニには「サルは利口で、すばしっこい」と教えられていましたが、
知恵をしぼってサルを背中に乗せます。

「サルさん!向こう岸には、おいしい果物がたくさんあるよ」
「ぼくが背中に乗せて、連れて行ってあげよう」

サルは喜んで背中に飛び乗ります。
そして、「乗り心地がいいねぇ~」と大満足。
「そう思うかい、じゃ~これは・・・」
突然、ワニは水中に潜ります。



この物語は「ジャータカ物語」の1編を
少し変えてポール・ガルドンが絵本にしたものです。

ジャータカ物語は、古くから伝わるインドの寓話集で、
いろいろな動物の姿であらわれる、ブッダの前世が語られています。
ジャータカ物語では、ここで登場するサルは王で、
ボーディサッタ(ブッダ)の前世とされています。


ジャータカ物語では、このあと
川の真ん中で、ワニがさけびます。
「おまえの心臓をたべてやるぞ!」

するとサルは
「ぼくの心臓はあの木の枝にぶらさげてあります」
「岸まで連れていってくれたら、ワニさんにあげます」


日本にも「猿の生肝」「海月骨なし」の類話があります。




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最終更新日  2010.09.22 05:48:04 コメント(4) | コメントを書く


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