
日本人は勤勉だとされていますが、
江
戸時代になってからです。
江戸時代は、戦国時代のように、
耕した田畑が戦乱によって踏み荒らされたり、
戦いに巻き込まれて
命を失ったりするおそれはなくなりました。
まじめに働けば成果が約束され、
一生の間、働いてたくわえたものを
子孫に伝えることができるという見通しがたちます。
そして子孫も、家の仕事を引きついだりして、
財産を残してくれた先祖に感謝することが
自然に行われるようになります。
先祖伝来の家業に勤勉にはげむことが、
人間としての安心立命につながるのです。
江戸初期の国土の大開発は、
こうした勤勉さによってなされました。
しかし、元禄時代にみられた派手な生活により、
商人などの中からは、
没落していく人々も多数出て、
勤勉に加えて倹約の大切さも実感されるようになりました。
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